エコハンター第50回 「エコロジーの最先端をいく横丁」

 

エコハンター第50回 「エコロジーの最先端をいく横丁」

 

青森県内にエコロジーの最先端をゆく横丁があるって皆さん、ご存じでしたか?

八戸市の三日町と六日町を貫く位置にあるみろく横丁は、

「横丁がここまでエコになれるなんて…!」という、驚きの横丁なのです。

 

何せ、立ち並ぶ店の建材は廃材から出来ていますし、

足下がなんだかフカフカするなあと思えば、

それが廃タイヤを加工した再生アスファルトだったり、

横丁で使う割り箸が全て回収されて近くの製紙工場で紙になったり、

食器を洗う洗剤まで環境に配慮したSC-1000という生分解性の高いものが使われているのです。

しかも全店舗で!

 

みろく横丁は地域循環型の社会を目指しています。

わざわざ遠くから食材を取り寄せるのではなく、

美味しい地元の食材を使って料理することを推奨しているのです。

地元の人が地元の食材を食べれば、

輸送時間やコストは大幅に減って、新鮮なうちに食べられますよね。

みろく横丁が目指すスローフードの方針は、

「効率ばかりを追い求めた生活を見直し、

風土に根ざした食べ物を大切にし、その生産者を守ろうとするもの」

だそうです。

 

みろく横丁の存在を知ってから、

八戸市に用事がある時は必ずみろく横丁に立ち寄るようになりました。

市場が近いので新鮮なお刺身が食べられるのはもちろん、

全国チェーンのお店では味わえない、昔ながらの郷土料理も味わえます。

「やっぱりここのせんべい汁はうまいなあ」と、

知らない人と隣で笑い合ったり、

女将さんと仲良くなっていくのも屋台の魅力ですね。

 

みろく横丁はいつも新しい取り組みにチャレンジしているのですが、

一番驚いたのは横丁全域がバリアフリーになった時でした。

バリアフリーの横丁なんて、今まで聞いたこともありません。

車いすの方にも楽しんで飲んで頂けるように、

車いす用のトイレも完備され、しかも盲導犬の入店もOKなのです。 

 

エコロジーの最先端をゆく横丁…。

ただし、ここでエコロジーに貢献していると、

だんだん呑兵衛になってしまうという欠点もあります。だってお料理もお酒も美味しいんだもの。

酔っ払いながらもエコであるという、その不思議さがたまらないみろく横丁でした。

 

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