始まりはいつも雨かよ?

今、石鹸がキテルよね……。かなりキテルね……。

ことの発端はうまれたばかりの赤ちゃんの、乳児湿疹でした。これは普通に赤ちゃんだったら誰でも「出る」と聞いていたので、多少顔に赤い湿疹が出ようと何しようと平気なはずだったんですよ。ところが、それが見た目、半端じゃないんですよね。

 もう、血が出そうなくらい赤くなって、ボコボコになって、アトピーかもしれないと本気で悩んでいたのですが。そんな状態で私はベビーソープを買ってからすぐになくしてしまい、「普通の石鹸だったらなんでもいい」と
看護婦さんに聞いていたので、自宅にあった石けんの泡を赤ちゃんの顔に塗ってみたんですね。

 そしたらですよ。突然赤子の顔がボンッと、真っ赤に腫れ上がって泣き出したんですよ。「ふぎゃー!!」って。
「どどど、どうしたの!?」
「ふぎゃあっ ふぎゃあっ ふぎゃあっ!!」
「(泡を落として、)何何何!? 何があったの!?」
「ふぎゃあっ ふぎゃあっ ふぎゃあーーーーっ!!」

 恐ろしくなって泡を落とすと、一時間あまりも子どもの顔は腫れ続け、こっちが泣きたい気分に支配されつつ、その災難は去ったのです。手を洗う石鹸のはずなのに……何が一体、悪かったのか…?」

 その後も私は産後、21日間は本当に家でへばっていたので、しばらく続く乳児湿疹に手も足も出ず、ひょっとしてこの石鹸ならば!? とよりキレイになろうとして「薬用」石鹸を使ってまた、赤子の顔を腫らしてしまい、罪悪感でいっぱいになってました。。。

 もう、頼むから。頼むから普通の石鹸を私に下さい!!と。乳児湿疹でここまで腫れるものなのか、それとも石鹸が悪くてこうなってしまうのかわけがわからない毎日が続き、ケンさんに相談したところ、

「それでも湿疹は必ずなるものなんだべ? なるものをどうにかしようとして、どうするのよ?」
と言われ、少々落ち着き、本当に、普通の石鹸を探した。
  

この時、普通の石けんとは何か? という初めての命題を受けた私は、それまで知らなかったエコの世界に入っていくとは知る由もなかったのだ。。。つづく