蛇に座薬

一昨日のブログのタイトルがなんで「アッシュベイビー」だったかを

考えてたら、金原ひとみさんの著書に同タイトルの小説があったのでした。

金原 ひとみ
アッシュベイビー

この本を読んだときの感想が日記に書いてあって、時間つぶしに入ったマックで昨年、五月二十一日 菌曜日にコーヒーの見ながら読み始めてハマッてしまったらしい。すっげえ面白い。三時間で読み切った。

 以下日記原文ママ。

松尾スズキさんの文章に慣れてる私としては、毒の部分もスウと入ってきた。

すごい、この毒は。爽やかに入ってくる。恐ろしすぎて何もないより、何もないから恐ろしいより、塊としてある感じの毒が、関係ない塊として物語の最後まで塊としてあって、最後に解ける。

そんな毒を関係ないと思わせるほど苛烈な「好き」という感情がもうキレイ。ああもう生きるか死ぬかの瀬戸際で死の方に軍配が上がってて、

ギリギリ、チリチリ、グチャグチャになった体が切れるような感じを全身で味わって、

それでも好きという感情の妙にやさしく甘く、本当に一瞬だけ包まれる感じは本当、この人はものを書くために生まれてきた人だって思う。

ご一読、お勧め。

帰りにケンさんに金原ひとみさんのことを説明して、

芥川賞の、『蛇にピアス』を書いた人だよ! って説明したら、

「次回作は『蛇に座薬』だ。」と言われました。

いやいや…「アッシュ・ベイビー」だっつの……。