育児日記

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第241回 育児とオシャレ。

子供が、ネパネパした手で抱きついてくるので、
もう何年もオシャレをしていないスイッチかあさんです。
「マペちゃん…みそ汁手でかませば、まいねよ…。」
相変わらずお味噌汁に手を突っ込んで、その中でグーパーグーパーして、「うー!」と笑顔を向けるマペ太郎さんですが…。
黙っているとこの子は更にエスカレートするのです。
みそ汁のお椀の中に手を入れてグーパーした後、
更にそのお椀をひっくり返してそこへダイブするマペ太郎さん…。
「うわっ何をするんだマペ太郎!マ、マペ太郎!?」
と、お母さんの驚愕の叫びなんぞ無視して、笑顔でツルーッと滑っていきますね…。
そしてその後、抱きついてくるんですね…。
スイッチかあさん、もうこんな着たきり雀の毎日はたくさんだと思い先日、
バッチャにマペ太郎を預けて、春色の麻のワンピースを買いにいきました。

それでも子供に遠慮して、「白だと汚れが目立つからベージュで、
授乳できないと困るんで、前がボタンで開くヤツがいいんですけど」
と、店員さんにめっちゃ相談して、これなら授乳もできるし、
汚されてもまあ、白よりは目立たないであろうというワンピースを買ったのです。
が、買ったその日にカボチャを握りつぶした手で抱きついてくるマペ太郎…。
マペちゃん…カボチャって意外と汚れ、落ちないのよ…
と、泣く泣く元の着たきり雀に戻ったのでした。

マペ太郎と師匠のおじいちゃんである、通称「ジッタン」が
夜越山の森林公園と浅虫水族館へ連れて行ってくれるというので、
おんぶひもを持ってバッチャも連れて、イルカとサボテンを見に行ってきました。
春色のワンピースの下にはジーンズをはいて可動域を増やし、
子供が急に駆けだしてもダッシュで追いつけるように、足下は地下足袋です。
※地下足袋とは、足先が足袋状に分かれている履き物で、
建設業の人がよく履いているものです。
地下足袋にワンピース、ジーンズをはいて、上からは汚れ防止の緑のパーカーを…。
そして更におんぶひもでマペ太郎さんをくくりつけて…。
もはや、オシャレからは1万光年も遠ざかってしまったようですね…。

1歳児のマペ太郎さんは、イルカを見るのは初めてです。
思いがけず一番前(水しぶきがかかるので意外と空いてる)の席に座り、
目の前で水中を泳ぐイルカを見たマペ太郎さんは、
小さな手でパチパチと拍手を繰り返しておりました。

師匠はジッタンの膝に座ってご機嫌顔。
バッチャは「おんろ~、たいしたもんだ!」と感心して見ています。
ふと周りを見渡せば、子連れのお母さん達はどの人もみんな、
パーカーにジーンズとスニーカーをはいて、育児のどんな状況にも耐えうる、
大股で歩いてもパンツが見えないことを最優先にしたファッションです。
子供の笑顔を見るためには、そこら辺の犠牲は、
やむを得ないのだなあと思った週末でした。
 
 

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