育児日記

この画像(記事)は、陸奥新報社提供です。無断転載はできません。

第32回 泣き声の響く夜。

最近、親戚に不幸があったのですが。
これから書く話はちょっと、恐いッスよ?恐いッスよ?いいですか?
書くけど、いいですか? 
最後まで読むと、夜泣きの原理がわかるかもよ!

七カ月の子を持つ副業主婦。山田スイッチの唯一の楽しみは、
ケンさんとの買い物です。
先週もホーマック(※サンデーみたいなところ)に行って、
文具を買うだけなのにものすごくテンションが上がってしまい、ケンさんに報告。
私「ケンさん!とうとうプラスチックにも書けるペンが出たよ!
三菱から!すごいよコレ、ビニール袋にも書けるよ!
あっ!私、御霊前買わなきゃ!」
ケンさん「御霊前必要だんずな?」
私「ううん。だけどそのうち必要になるでしょ!誰か死ぬでしょ!」
ケンさん「なんということを……。御霊前が必要なら、
『お見舞い』とかも必要なんでねんずな?
普通、お見舞いが来てから御霊前さなるんでねんずな…?
そんで、それだばバランス悪りいはんで、『寿』も買わねばまねんでねんず?」
私「うー、とりあえず、御霊前だけでいいや……」
と、この会話の二日後。親戚が亡くなりました。(オイオイ)
わ、私のせい…?

山田の家系はやたらと長寿な人が多いので、
九十三歳まで生きて死んだらそんなに不幸とかって感じないんですけど。
なぜだかうちの家系は死ぬとき、ものすごいラップ音とか、
自然災害を起こして死ぬ人が多いのです
(最高記録は死亡時刻に北海道沖地震を起こしたおじいちゃん)

そして、母がよせばいいのにこんなことを言い放ったのです。
「…夜中にフスマがスッと開いて、スッと閉まったから、
H子(妹)が帰ってきたかと思ったんだけど、
H子に聞いたら違うって言うのよ。
その頃おばあちゃんが階下ですごい音を聞いてね、
あれは。タカシマのおばあちゃんが来てたのね。
あ、そうそう。アンタ、師匠ちゃんと明日、葬式の留守番おねがいね」
そんな話をした後に、
霊が来たこの家で七カ月児と、二人で留守番しろってのかい!
母よ、あんまりだ……。
しかし、霊とかなんとかはあまり気にしない私であるから、
普通に留守番を引き受け、犬の散歩をし、寝床についた。
が、その日。深夜三時。
突然師匠(子)が、火が点いたように泣き出したのだ……!
「ウバウバ、ウバアーッッ!!ギャーッ!」 
午前三時。
火が点いたように泣く我が子・師匠。
真っ赤な顔をして叫んでいる。
私「どどど、どうしたの?夜泣きなんかしたことないのに!」
師匠「アーッッ!ブウバアーッッ」
独特のセンスで泣き叫ぶ師匠……。一体、師匠に何が起こったのか?
しかも我々の寝ている部屋はよく考えたら、
「仏間」。
仏壇が我々を見下ろしていた…。以下次号!

Powered by Mutsushinpoo Reader / ケンタク@賃貸人