育児日記

この画像(記事)は、陸奥新報社提供です。無断転載はできません。

第244回 土、食わなくなりました。

師匠が5歳になりました! 
ああ…ほんの少し前まで「やだやだ~!」とか「自分でやる、自分で~!」
と言っていた師匠が、5歳になるなんて…一体、誰が予測したでしょうか? 
5歳にもなると子供は、驚くべき進化を遂げますね。
誕生日の日に試しに「お洋服自分で着れるかな?」と言ったところ、
自分で服を選んで、1人で着ておりましたよ…!

小さなお子さんの育児に追われているお母様方、
5歳になったら毎日がパラダイスですよ!
毎日メサイアを歌えるぐらい、育児はラクになりますよ!
しかし、わが家の1歳児はまだまだバリバリの赤ちゃんなので。
常に追いかけ回して「そっちいっちゃダメ!」「あっちいっちゃダメ!」
と言わなきゃならない状態ですが。

最近、子供は畑に放すとラクということがわかりました。
「どこにでも、行くがいい!」
するとマペ太郎は「きゃあー!」と言って両手を上げながら、
どこまででも駆けてゆきますね…。
歩き始めのおぼつかない足取りで、トテトテと。靴も履かずに歩き回るのですが。
転ぼうが、なにしようが、畑ですもの。ケガなんかしないですよ。
たまに土掴んで、食べたりしてますけど。
口に入れた後に、笑顔でいられるのにはどう対応したらよいのか少し悩みますね。
とりあえず、何度か土食って、「コラー! まずいまずい、ペッペ!」
というのを繰り返したら土、食わなくなりましたね。
やっぱりまずいって覚えたら土、食わなくなるんですね…。

1歳児はこんなに原始的なのに、5歳児の頭のいいことといったら。
先日、テレビで芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を子供向け番組で歌っているのを
観た師匠が興味深そうにしていたので、「蜘蛛の糸」と地獄のお話を
寝る前にしてみたところ、「そんなお話したら、寝れなくなるでしょう!」
と言って怒られました…。
私「悪いことすると地獄にいくんだよ~。
地獄はさ、針の山とかあって登ると針が刺さって痛いんだよ~!」
すると、師匠。
「針、刺さらない靴履いていけば?」
「むむ…確かに登山靴なら大丈夫か。
だけど、鬼が金棒持っててさあ、血の池地獄に落とされちゃうんだよ!」
すると、師匠。「じゃあさ、金棒を作ってる鬼の工場を
バクハしちゃえばいいんじゃない?」
「し、師匠。鬼の金棒は大量生産じゃないんだよ!
ちゃんと1本1本、手仕事で作ってるんだよ-!あのトゲトゲはー!」
真心込めて、創業千年。鬼の金棒発売中…。(冗談です)

師匠は5歳になったら、私に色んなプレゼントをしてくれるようになりました。
「おかあさん、コレ開けてみて」と、折り紙でキツネを折ったものを渡されて。
なんだろうな? と思って開けてみると、
師匠のつたない字で「すき」と書いてありました。
もう…、一生分のありがとうを言いたい気分になったのでした。

Powered by Mutsushinpoo Reader / ケンタク@賃貸人