いじめられっこの思い出

ふと思い出したことなのですが、

スイッチかあさんは幼少期に友達がいなかったんです。

とくに保育園時代。この時期、友達と呼べるのは

恐らく学年違いの男の子一人で、その子の名前はマナブくんって言ったんだけど、

放課後の保育園でブランコに乗っているとマナブくんが来て、

それがとても嬉しかったのだけど

その他の友達っていうのが

全然いなかったんですよね。

 

保育園時代、既にいじめられっ子でしたし、

お手帳には保育園の先生から「いつも一人でいるのですが、それが別段寂しいようでも

ないみたいなのです」と書かれていたそうです。

 

それで、保育園でいじめだなんてあり得ないでしょう? と思うかもしれませんが、

例えば高鬼をして、ずっと鬼の役をやらされるとか、

じゃんけんで勝っても負けたことにさせられるとか

必ずいじめる相手にはリーダーの意地悪な子がいて、

その子指導で私はずっと鬼をやっていなければならなかったんですね。

 

そんな幼少期のスイッチかあさんは、

園庭でセキエイを探すのが大好きでした。

セキエイ、つまり石英は、透明なガラスのような石です。

 

その小さな透明の砂粒を時間があれば

永遠に探すことができました。

石英を探している時間が何よりも好きで、

2番目に好きなのが地面に絵を描くことでした。

 

これだから、友達がいなかったのかもしれません。

私は、私一人でも充分に満ち足りていたのです。

 

小学校に入ってからは、転校をしてすぐにいじめられるようになりました。

なぜなら私だけ背負っているランドセルが

赤ではなくて金色だったから。

転校する前の学校では子供が車に轢かれないように、

仏壇のように光る金色のランドセルを背負わせていたのです。

 

よく思い出すのは、プールの時間の後に

パンツを意地悪な女の子に隠されて、

そのパンツがその当時大好きだった男の子のジャージの袖に通されていたこと。

小学生の女の子の嗜虐性と想像力の豊かさが

非常に良く表れていますね。

 

そんないじめを受けていた私は、

やっぱり毎日死にたかったんですけど

小学校の屋上に行く方法を知らなかったので

どうにか死なずに済んだんです。

 

あのとき、屋上に行く方法さえ知っていたら

死んでいたのかもしれません。

知らなかったから、死なずにすんだ。

 

そして、そのいじめは不思議なことに、

ある転校生の女の子のおかげで、劇的に改善されていきます。

背が高くてはつらつとした女の子が転校してきて、

私を間接的に救ってくれたんです。

 

彼女は、転校してミニバスケットのチームに入ると

その彼女に憧れてたくさんのいじめっ子の女子が

次々に練習の厳しいバスケット部に入っていったんですね。

 

バスケット部は、朝練もあるし放課後の部活動もあります。

そうしたら、

いつも意地悪する友達と、一緒にいなくても済むようになったんです。

小学校4年生のことでした。

 

それまで死にたいとも思っていた小学校生活を

転校生がバスケット部に入ったという偶然が

てきとうに救ってくれたんですね。

 

死ななくてよかったなあ。

つくづく、人は環境でどうにでもなる生き物だと思います。

 

今いる環境が今いる自分を造っているとも言えます。

まあ、

その先も色々なことあるのですが、

とりあえず死なないことが一番大事だと

私は思うんです。

 

返信数:7

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  1. ももくめ より:

    そ、壮絶な過去をサラッと…
    (((( ;゚д゚)))

    金色のランドセルって見てみたいです!

  2. 境航 より:

    お疲れ様です、
    色々考えてしまいますね、

    スイッチさんが元気でなによりです。

  3. yamadaswitch より:

    ももくめ さん

    いやあ、あのランドセルは写真に撮っておけば良かったって
    今なら思いますね。笑
    本当に光ってるんだもの~!

    すいっち

    境君へ

    ゴッホ死んじゃったけどさあ、
    あの絵を見ていると、そんなにたくさんのことを
    感じていたのかあって思うよね。

    スイッチ

  4. 手芸部noro より:

    うん、子供の頃のいじめってさ、やるほうは深く考えてないの。
    それで先生に言うと「ちくった」だの「○○ちゃんも悪い」だの。
    あとはちょっと人と個性が違うと攻撃されたり。
    でも不器用さんだとうまく対応できなくてがんばってかえって空回りとかね。
    いじめも虐待もされたからわかるんだ。
    もうちょっと器用に立ち回れるといいのにっていまだに思うもの。

    でも助けてくれる人の存在に気がついて、ありがたさにも気づけるのかもしれないなぁ。
    ちょっとたとえが違うけどさ、風邪ひいて健康のありがたみに気がつくとかさ、何かないと気がつかないことって案外多いもんね。

    この前はどうもありがとう!
    前向きになれる魔法でした☆

  5. yamadaswitch より:

    noroさん

    風邪引いて健康のありがたみがわかる。
    まさにその通りだと思います。
    多分、私の人格を形成する重要な要素なんだと思うよ、
    いじめられた経験って。

    この間はこちらこそごちそうさまでした!

  6. おふく より:

    私は中学の時だったなぁ。
    無視がきつかった。ひそひそ悪口を言われているあの感じとか。
    ねとっとしてて、気持ち悪かったなぁ。

    誰も助けてはくれなかったけど、死のうとも思わなかった私は
    多分、生命力が人の倍あるんじゃないかと、、笑

    主犯格の子に3年生になるときに謝られたけど、
    もう絶対こいつは許さない、親とか大変だったらしいとか
    聞いたけど、それは私のせいではない。と頑なだったのに、
    もう20年も過ぎたら、普通に仲良くしている。
    というか、数少ない中学の時の連絡を取り合っている友達になっている。笑

    私ってすごいと本気で30歳過ぎてから確信しているこのごろです。

    スイッチさんも生きててくれてありがとうだ!!
    うれしいなぁ〜♪

    そうそう、いっぱい病気とかで死にそうになってたから、
    いじめって私の中でたいしたこと無かったのかも。
    今思うと。。笑

  7. yamadaswitch より:

    おふく さん

    そ、それはすごい。
    なんか、すごすぎる。

    病気とかで大変だったからたいしたことでなかったって、
    言える人はすごいよー!

    スイッチ