イブの日の昼にさくら野へ行って、koyomiさんのライブを観てたら、「あそぼう」っていう曲をkoyomiさんが歌った途端に、泣けてしまった……。
これがライブなんだなあって、思った。
この歌を歌われると、私の脳が勝手に一年前の夏に戻ってしまう。
師匠と平川の土手を一緒に走ったり、手を繋いで歩いたりした情景が勝手に浮かんでくる。
ああ、あれって毎日のようにそうしていたけど、とても大切なものだったんだなあって、感じてしまった。
koyomiさんの「絵本のように詩いたい」は、不思議なアルバムだ。
いつ、不意を突かれるかわからない。
切なく、心の底から落ち着いてゆくんだ。
さびしいくらいが 落ち着くあなたへ。