「相撲さ八百長がねえっていうのはよ、
手品さタネがねえっていうのと同じでねえのな?
手品はタネあるの知ってて楽しんで観るくせに、
なっひゃあ相撲だけタネがねえと思って見ちゅうのよ?
普通に考えればハッスルマニアでインリン様が試合に勝つの、
おかしいばな?
なひゃあ(何故)、和泉元彌がプロレスで勝つのよ。あり得ねえばな?」
と、毎日続く朝の相撲番組(相撲番組?)を見ながら
ケンさんが言っておりました。
「ケンさんの考える無気力相撲とは?」
「……しりとり、しながら相撲しちゅうヤツとか。」
「……ゴマ」
「孫。」
「またゴお?」
「ハッ!!しりとりに勝って相撲に負けた……!!」
「本当にやる気がねえ……!む、無気力にもほどがある!!」
そんな出勤前の朝の会話40分でした。