エコハンター第115回「美味しい油のは絞り方が違う」

エコハンター第115回「美味しい油は絞り方が違う」
 
「ごま油は体にいい。」という言葉を聞いたことがありませんか? 
 
確かにごまは健康に良さそう。
セサミンとか入っていそう。しかし、ごま油が健康にいい一番の理由は、その製法にあったんです!
ごま油の作り方というのは、基本的に大昔からそれほど変わっていません。ごまを煎ってすりつぶし、湯の中に入れ、浮き上がってきた油を取り出す。
これは古代人もやっていた製造方法です。
江戸時代になると、煎ってから湯を使わずに圧力をかけて、滲んできた油を採取するようになりました。
 
ごま油はこの圧搾という製法で現在も作られていることが多いのです。
「ええっ、油ってみんなそうやって作っているんじゃないの?」と思われる方も多いかもしれません。
昨今では、搾って作る油というものは高価であることが多いんです。
なので、安くて圧搾してある油を見つけるのは至難の業なんです。
安い油の多くは「抽出法」という製法で作られています。
それは油を原料から抽出しやすいように、ヘキサンという溶剤を混ぜて原料を溶かし、高温で蒸発させて溶剤を気化させるという製法なんです。
 
「ええっ、油は酸化しないように料理中でも高温にならないようにと気をつけたりするのに、高温で溶剤を気化させるって一体、どういうことなんだろうか…?」
 
そう思い、Jオイルミルズさんのお客様相談室に電話で問い合わせたところ、
「気になるようでしたら、当社が販売しているエキストラバージンオリーブオイルが圧搾製法で作られておりますので、お勧め致します」という回答を得ました。
 
なるほど〜。やっぱりエキストラバージンオリーブオイルはお勧めなんですね。
サラダ油は抽出法や圧搾抽出法(圧搾法と抽出法の混合)で作られたものが多いのですが、きちんと圧搾製法で作られているものには「圧搾」「一番搾り」「コールドプレス(低温圧搾)」「職人が真心を込めて搾りました」など、裏面に搾った油であることを示す表示がついてますので、油を買う時はよく表示を見て下さいね!
 
 
 
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