エコハンター第152回「アミノ酸系のシャンプー」

エコハンター第152回「アミノ酸系のシャンプー」
 
アトピー性皮膚炎を長く患っている友人が、ある時こんな風に言ったことがありました。
 
友人「シャンプーは、アトピー用の低刺激シャンプー以外使っちゃダメだってお医者さんに言われているんだよね」
私「でも、それで洗ってる時は症状が悪化しないんでしょう?」
友人「うん。だけど、もっと他のシャンプー使いたいんだよね〜」
 
そんなわけで、友人が使っているその低刺激シャンプーの主成分が何でできているのかが気になって裏面を見てみると、アミノ酸系洗浄成分であることがわかりました。
アミノ酸系洗浄成分は、脂肪酸(油からグリセリンを抜いたもの)とアミノ酸を反応させ、アルカリで中和したものです。
生分解性も高く、環境に優しいと言われています。
友人の悩みはたまには違う匂いのシャンプーを使いたいということだったので、アミノ酸系洗浄成分を使った他の商品を調べてみました。
 
今、シャンプー売り場には泡立ちがいいけど脱脂力が強すぎる洗浄成分のラウレス硫酸ナトリウムやオレフィンスルホン酸ナトリウムの入ったシャンプーと、洗浄力は落ちるけど、肌や髪に優しいアミノ酸系洗浄成分のシャンプーが、一緒に並んでいます。
成分表示だけで見分けるのは非常に困難ですから、今注目されているアミノ酸系洗浄成分を少し紹介致しますね。
 
品質がいいと言われるのは、洗浄剤の刺激緩和や粘度調整、コンディショニング効果を与えるラウラミドプロビルベタインや、泡立ちは控えめ、とても低刺激でマイルドに汚れを落とすココイルグルタミン酸Kなどです。
 
ココイルグルタミン酸K(またはNa、TEA)は、ココイルという言葉がココナッツオイル(ヤシ油)から抽出した脂肪酸という意味があり、その後に続くグルタミン酸も、旨み成分でよく知られるアミノ酸ですよね。
 
ラウレス硫酸に音は似てても、ラウリン酸は肌に優しいココナッツ由来の脂肪酸です。
シャンプーの気になる成分は、インターネットで調べてみると安心できますよ。
 
これらを使った低刺激シャンプーは、子ども用のものによく見られるので、もしもシャンプーの刺激が強くて肌荒れになる人は、子ども用シャンプーの裏面を見て、洗浄成分を確かめてからお買い求め下さい。
 
 
※※※この画像(記事は)は、陸奥新報社提供です。無断転載はできません。※※※