エコハンター第153回「バケツ加湿器を作ろう!」
乾燥しやすい季節になりましたね。
夜、寝る前に濡れたバスタオルを干しておくと、朝方にはカピカピに乾いています。
人が快適に感じる部屋の湿度は、40〜70%と言われています。湿度が40%以下になると風邪などのウイルスが舞い上がり、感染しやすくなります。
しかものどの粘膜が乾燥していると免疫力が低下して、ウイルスが侵入しやすくなってしまうのですって!
外科医をしている友人に、「のどって、私のイメージだとゴールキーパーなんです。
ここは、俺が守る! みたいなウイルス対策の要ですよね!」と言ったところ、
「僕のイメージだと警視庁24時ですね。眠らないでウイルスから身を守ろうとしているのがのどですよ〜」と言われました。
そののどを乾燥させるというのは、警視庁24時の警官が夜の18時くらいで退社して家に帰っちゃうようなものなので。
のどには一日中しっかりと働いて欲しいと思うのです。
そのためにはやはり、加湿することが必要不可欠になってきます。
(ただし、湿度が70%以上にもなると今度はカビやダニが繁殖しやすくなるのでご注意を!)
部屋の湿度を上げるには、洗濯物を干したり、観葉植物に水をやったり、カーテンに霧吹きで水を散布するなど。色々な手段があります。
寝る時にマスクをして、自分の呼気に含まれる水分でのどを潤すのも手です。
昨年までエコハンターは加湿器を使って過ごしていましたが、今年、加湿器の手入れを大雑把にやったところ、フィルターを丸洗いして故障させてしまったので。もう故障の心配のいらない加湿器(洗濯物)で乗り切るしかないと思っています。
洗濯物を干すのもいちいち、面倒だという方には、簡易加湿器の作り方をご紹介します。
バケツに水を張って、そこに菜箸などの棒を渡し、タオル1枚をバケツの水に浸かるようにしてかけます。
そうすると、タオルが乾いたらバケツの水を吸ってまたタオルが濡れ、その水分が蒸散されてまたタオルが乾き…という風に、朝方まで保つような加湿器が出来上がります。
乾燥するこの季節、のどを守って風邪を引かないように皆さん、ご自愛して下さいね。
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