エコハンター第27回「ゴミのマエストロ」

エコハンター第27回「ゴミのマエストロ」

最近、ガソリンの価格が高騰していますね。
先月まで140円台だと思っていたら、今月ははや150円台になっていまして。
来月がくるのがちょっと怖いぐらいです。
 
ガソリン価格の高騰といえば、昨年の東日本大震災の後に来たガソリン不足は深刻でしたよね。
ガソリン不足によって何が起こったか。
もう覚えていない方もいらっしゃるかもしれませんが、私の住んでいる平川市では燃えるゴミの収集がガソリン不足により、週2回から週1回に一時的に減らされました。
 
その時、主婦は戦慄したと思うんですね。「一体、このゴミどうしたらいいの?」と。
プラスチックのゴミならまだしも、生ゴミ入りの燃えるゴミです。
臭いが出るのは時間の問題…。
今回のガソリン不足は値段の高騰だけで済むのか、それともゴミの回収にまで影響が出るのか?
甚だ心配なところです。
 
そんな、「全てのゴミが回収されなくなる日」というものを想定したエコハンターは、自宅で段ボールの中で野菜くずを堆肥に変える、段ボール堆肥に取り組んで来ました。
 
家の中で生ゴミを土に戻す実験を始めてはや3ヶ月。
驚くべきことに、私の投入した数々のバナナの皮、野菜の皮、いつの間にかお腐りになっていた冷蔵庫のモヤシ等々…。
それらを毎日を投入していたにも関わらず、段ボール箱から生ゴミが溢れるということもなく、着々と土に還って行ったのでした。
 
生ゴミの重さの約9割は水分です。
それらは全て蒸発し、有機物は土の中の微生物に分解され、無機物(ミネラル等)と土だけが残った状態になったのでした。
ゴミの減量化に有効な段ボール堆肥ですが、まだまだ水分調整や温度管理などの取り扱いが難しいところがあるので、いっそのこと町内会でやってくれたらなあ…と思います。
 
生ゴミ検定1級とか、生ゴミマエストロなる資格を持った人が指導に当たって、燃えるゴミの回収場所に巨大なコンポストを設置すればいいですよ。
冬の堆肥の温度管理には温泉熱を利用すると、なおエコですね。
そうすると、わざわざガソリンを使って生ゴミを回収して、水分たっぷりの生ゴミを燃やさなくてもいい社会が、訪れると思うのです。
 
 
※※※この画像(記事は)は、陸奥新報社提供です。無断転載はできません。※※※