エコハンター第57回 「サヤがひょろひょろ~っと」
今年の夏、うちの庭に小さな生態系を作ってくれた「緑のカーテン」はゴーヤと朝顔のカーテンだったのですが、
遅咲きの朝顔は8月に咲いて最後は11月まで咲き続け、無事に種を残してくれました。
緑のカーテンがあると、どこからともなく蜂も寄ってきますね。
こっそりとバッタやアリなんかも隠れていたりして。
アスファルトの上にプランターを置いて作った緑のカーテンでしたが、たっぷりと緑を楽しむことができました。
さて、本日は種のお話です。
小学一年生になって初めて学校で朝顔を育てた息子・師匠が、
学校から200粒ほどの朝顔の種を持って帰りました。
「に…200粒!」
たったの何粒かの朝顔から200粒の朝顔の種ができるだなんて、驚異的ですね。
緑のカーテンのために種はお金を出して買ったのですが、来年からは買わなくても済みますね。
朝顔の種取りは簡単ですが、そういえば他の野菜の種って一体、どうやって取るんだろう?
「種は売っているもの」と、そう思い込んで暮らしていましたが、野菜の種って実は身近にあるんですよね。
例えば、ピーマンを切ったら中にはピーマンの種がびっしり入っていますし、
カボチャの中にもカボチャの種がびっしり詰まっています。
しかし、大根やキャベツの種は一体、どこにあるんだろうか?
白菜とか、ほうれん草とかは一体、どうやって種を残していくのだろうか?
そう不思議に思って、
岩木山麓で自然農を営んでいる白取農場の、白取潤子さんに種のお話を聞きに行きました。
「白菜とかキャベツは収穫しないでそのままにしておくと、春に花を咲かせるんですよ。」
「ええっ、花が咲くんですか!」
「咲くんですよ~。
それで、花の先からインゲンみたいなサヤがひょろひょろ~っと生えてきて、その中に種が入っているんです。」
「へええ~、大根もそうなんですか?」
「そう、大根も白い花が咲いてそこからインゲンみたいなサヤがひょろひょろ~っと。」
大根の茎から花が咲いて、サヤの中に種が入っているだなんて、初耳です。
種のお話は次号に続きます。お楽しみに!
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種、不思議でおもしろいですよね!!
かぼちゃの種なんかも「これ来年蒔いたら芽がでるのかなあ」なんて思いついたら捨てられなくなっちゃいました!
生き物が繁殖するって、すごいな~って思います。
かなちゃん!
おお、繁殖繁殖~!
赤ちゃんまだ出てこないかな?
赤ちゃんは不思議な生き物だよ~!
すいっち