エコハンター第82回「スギナとヨモギで野草茶をつくろう」

 

エコハンター第82回「スギナとヨモギで野草茶をつくろう」

 

野草茶の材料を集めるには、絶好の季節がやって来ましたね!

野の草を摘んでお茶にすることの、どこがエコにつながるのだろうかとしばらく考えたのですが、

これは、地産地消という観点から考えるとエコなのではないでしょうか? 

散歩しながら野草を摘めば、ガソリンも使わないから温暖化を促進せずに済むし。

自分で飲む分を摘んで天日で乾かすだけだから、パッケージなどのゴミも減らすことができます。

しかも、出がらしで生ゴミ堆(たい)肥(ひ)を作れば、資源循環型のエコと呼べるかもしれません。

 

そんなわけで、散歩道で摘むことのできる野草茶を作ってみましょう! 

まずは、野草茶を摘む場所のポイント選びです。  

果樹の下などの農薬がかかっていそうな場所や除草剤がまかれている場所を避けるために、

野草は自分のよく知っている場所で摘みましょう。  

 

野草茶でお薦めしたいのが、スギナというツクシの栄養茎です。

スギナとツクシは地下の茎でつながっていて、光合成を行う栄養茎のスギナと、

繁殖のために胞子を出す胞子茎のツクシは、同じものなんだそうです。  

なので、スギナを探すためには目印のツクシを探せば、自然と見つかるものなのです。

 

まるで杉の木の樹形のようなモシャモシャとした葉っぱ。それがスギナです。

スギナは栄養価が高く、ミネラルの宝庫で含まれるカルシウムはほうれん草の100倍以上と言われています。

そんなスギナ茶の作り方は、摘んだスギナを水で洗ってゴミを取り除き、天日で干すという、非常にシンプルなもの。

そして、大概の場合、スギナの近くにはヨモギも生えているので、ヨモギとスギナのブレンドティーにするとお得ですね。 

 

ヨモギもまた美肌作用のあるお茶で、葉緑素のクロロフィルがアンチエイジング(若返り)の効果を持つと言われています

天日で乾かした野草茶は、ポットか急須に入れて、熱湯を注いで5分ほど蒸らします。 

さてさて、そのお味は…! おお、不思議なことに甘さがあります。

穏やかな味わい。

そしてやっぱり利尿作用があるのでデトックス効果が期待できそうです。

 

若葉のもえ出る季節にはぜひ、野草茶を試してみてください。

 

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