「お前のは魂がボロいんだはんで」と言うケンさんですが、
よく考えてみたらケンさんって普段、
パジャマしか着てないんですよ!!
パジャマしか着てないくせに、高貴な魂があるんでしょうか。
パジャマのケンさん。(室内)
嫁、ボロボロなのにケンさんにはどことなく、
「王」の風格があります。
家帰ったら即、パジャマなのに。
パジャマはバッチャが「つぎ」当ててるのに。
ケンさんには普段着・よそいきの概念がなく、
ほとんどの場合は室内がはパジャマで、
室外が背広なんです。
お金のかからない夫だ……。
しかしもって、王の風格……。
恐らく、ケンさんと私は生前、
二人しかいない国の王と家来だったのでしょう。
「ケンさん!ごはんができましたよ!?」
こういうとケンさんが答えます。
「なんでそったに、(そんなに)家来っぽいんずよ?
おめ、わの(俺の)家来な?」
いや、嫁だって、嫁。