ケンさんと一緒に車に乗ってる時は、
ケンさんに聞きたいことを聞く時間。
それで、なんとなく頭にあるぼんやりしたことをケンさんに聞くと、
ケンさんらしい答えが返ってきます。
私「ケンさん、脱酸素剤って何?」
ケンさん「ものすごく酸化しやすい物質だべ。」
私「ものすごく酸化しやすい物質……!? じゃあ、ここの酸素は俺に任せろ!!って感じなの?」
ケンさん「いや、違うべ。不倫した相手を取っていくようなヤツだべ?」
私 「ええとさ、あるあるで納豆が痩せるって嘘だったじゃない? ダイエット番組でよくあるんだけど、
炭素を燃やして調べる実験と
人間の胃で行なう消化を一緒にしても、しょうがないよね…。」
ケンさん「……炭素を燃やせば何ができるかって、エネルギーができるんだいな。」
私 「エ、エネルギーが!」
ケンさん「エネルギーって言うのは素粒子をうごかす力だはんで、
素粒子が動けば原子同士がぶつかるんだいな。
原子同士がぶつかれば、たげな(大抵の)ことだばできるんず。
ようは化学変化が起こるんだねん。体内で化学変化が起きれば何ができるかして?」
私 「さ、細胞分裂とか…?」
ケンさん「そういうことだいな。炭素、最高だんず。」
私「そっかあ……。あのさ、
過疎の村で医者がいないと困るじゃない?」
ケンさん「いや? せいせいしちゅう!」
私「せいせいしてるの!?」
ケンさん「医者いねぐて、せいせいしちゅう!」
私「そっかあ……。」
とりあえず、本日のお話は、「医者がいなくて、せいせいする。」ということで、オチが付きました…。
次回はケンさんの育児・保健・体育です。皆さん、よろしく。