23日のディーパ ~大海のなかの島に立つように~ は、
田口ランディさんの囁くような朗読と、
雪雄子さんの、まるで神様が憑依したような舞踏に、
まるで海の鎮魂をみているような気持ちになりました。
鎮魂の舞踏は、激しいものでした。
目をカッと開き、とても強い力に向かっていく雪さんの舞踏は、
目に焼き付いて離れません。
そして、黙っていても踊っているだけで
「いのちがある」ということが意識されてくるのです。
わたしたちに、いのちがある。
当たり前のことですが、
そのいのちを使って生きてる。
だから私たちは、胸がギュッとしたり
いろいろなことを感じてしまう。
私たちに、命がある。
そのことを強く、感じた舞踏でした。
田口ランディさんの「光の大河」は、
自分自身がその光の大河に包まれて
流されていくような気持ちで聞いていました
ありがとう
わたしはこうしてあなたに出会った
それがわたしのすべてです
とどまることのない光の大河のなかを
わたしは泳いでいきます
あらゆるものが去り
わたしはいやおうもなく
新しい光の流れのなかを
どこかにある永劫の光の海にむかって
泳いでいきます
めくるめくように時は過ぎていく
昨日と同じ今日はなく
茜色の雲も、宵やみの金星も、砂漠を吹く風も
永遠に回転する万華鏡のように
再びわたしとめぐりあうことはありません
でもわたしはあなたと出会った
ありがとう
それがわたしのすべてです
…………
光の大河 田口ランディ 「オカルト」より
- オカルト/田口 ランディ
- ¥1,155
- Amazon.co.jp
万雷の拍手に、やっぱり
UFOに連れて行かれるっていうのは
雪さんのようなたぐいまれなる表現者によって
観客が変性意識のボートに乗り、
宇宙を旅し、そして戻ってくることなのだと思いました。
会場では長野県で出会った
杉原信幸さんや、山形淑華さん。本郷毅史さんの3人と再会しました。
本郷さんの美しい映像を山形さんが壁や天井に映し出して。
想像もつかないような一日になりました。
杉原さんと山形さんには、10月9日のストーンサークルフェスティバルで
外ヶ浜町にすばらしいストーンサークルを作ってもらう予定です。
外ヶ浜町までは移動手段が少ないので、
青森駅・弘前駅から無料のシャトルバスを出すことに致しました。
詳しくは、http://harappa-h.org/modules/tinyd0/index.php?id=109
こちらのサイトをご確認ください。
田口ランディさんも10月9日、イタリア行きの日程が変わって
来られそうだとおっしゃっていました。
そして、贅沢なことにストーンサークルのアドバイザーとして
ストーンサークル制作における重要なことをたくさん教えていただきました。
10月9日は、ストーンサークルの完成式を行いますので、
お好きな石をお持ちよりいただけると、より
参加した気分が高まると思います。
雪雄子さんの舞踏でストーンサークルに
命を吹き込み、
コトリンゴさんの美しい歌声で、ストーンサークルの誕生を祝います。
明日から滞在制作です。
もしも、家にすごく素敵な石があるという方、
外ヶ浜町の大山ふるさと資料館前のグラウンドに
お届けしていただけないでしょうか?
私も家で石を探していたら、
竪穴式住居からすごく素敵な石がわんさか出てきたので
現代のストーンサークルに加えてもらおうと思っています。
詳しくは、こちらをどうぞ!
NPO法人 harappa HP http://harappa-h.org/modules/tinyd0/index.php?id=109