つい最近、grafのトヨシマさんと、お話をする機会があったのですが。
トヨシマさんが普通に言って、めちゃくちゃ驚いたことがありました。
トヨシマさん、過去の記憶があまりないんだそうです。
「小学校とか中学校の記憶があまりないねん。それで、人と比べて憶えてることが
あんま少ないからこれはヤバいんちゃうか思って、なんで自分は憶えられへんのか
考えてみてんやんか? そしたら俺は、思い出すちゅうことをあまりしてへんことに
気ぃついてん。」
って。このことがあまりにも衝撃的だったので、思わず書いてしまいました・・・。
忘れる能力の高さがここまで高い人間がいたとは、思わなかったわけですよ。
私はエジプトカード占いの考え方というものを、
常に身近に感じながら生活して来た人間ですので、
「創造力」と「過去」が、
相反するものであることをよっっっく知っている人間だと、自分で
思っているんです。
何故かというと、創造力のある人には過去が必要なくなってしまうから。
「事態をより良い方向へ導くためには、今あるものを焼き捨てることです。
火は全てを清め、純化してくれます。」
これは、過去への執着がある人へ向けるメッセージなわけですが。
本当に過去に執着があって、得することなんて少ないです。
特に恋愛や仕事の失敗に関しては。普通の人は火で燃やせないから、火のカードを出すんです。
だけど、トヨシマさんの場合は、本人が火と同じ性質のものだから。本人に創造力がありすぎてもう、記憶が少ないぐらいになってるのだから。
これは、脳の中を締める記憶分野と創造分野の割合の問題なんじゃないかと思って
しまうのですよ。
それで今思ったのですが、脳みそは、ある一定の量しかないんだなということ。
あとは脳の使い方次第だなと。
過去に執着がないということが、これほどの創造力を産み出すのかということを
トヨシマさんの姿を見て思ってしまいました・・・。
さてさて。弘前でできあがった東京行きの小屋を見た感想は、やっぱり
grafの小屋は、切ないなあ・・・っていう。郷愁にもよく似たものだったのでした。