昨日の母の日に弘前中三・スペースアストロでひられた
ガイアシンフォニー第7番の上映会と佐藤初女さん・龍村仁監督の
講演会は、
爆笑のうちに幕を閉じました!
いやもう、本当にこんなに面白いなんて
思わなかった。(笑)
初女さんは90歳になられるのですが、
お会いして、以前会った時と全然変わらないお姿に
びっくりして。(初女さんは清々しい白地に紺の柄のツーピースを着ておられました。)
少し遠かったお耳も、前よりよくなられたようでした。
なんともいえない、優しい佇まいにジーンとしてしまいました。
ガイアシンフォニー第7番の中で面白かったのが、
アメリカ人の新しい医療に取り組んでいるお医者さんが、
「私はずっと、アメリカの朝食……シリアルにパン、スクランブルエッグにミルクという
朝食に違和感を感じていたんです。それが、日本の旅館で朝食を食べた時に、
『これだ!』と思ったんです。私が求めていた朝ご飯はこれだった…ってね。」
そのアメリカのお医者さんはアリゾナ州に住んでいて、
アリゾナにあるストーンサークルの説明をされた後、
近くで採れたアサリのお味噌汁を飲んでおられました。
「人と一緒にごはんを食べるのは、本当に大事なことです」
とおっしゃっていて。すごく面白い方でした。
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初女さんと龍村仁監督の講演では、
「わかちあい」という、参加された方が質問を紙に書いて、初女さんがそれに
答えてくれるという場面があったのですが。
その、初女さんの受け答えがなんか、死ぬほど面白いんです……。
やはり、3・11の大地震の後、被災地の.方々のことを思うと
家事もろくに手に着かない…というお悩みが届いていたのですが。
初女さんがハッと気付いたように語ったのが、
「こちらで贈りたい物と、あちらで必要な物が違うこということも
あるようですから……、静かによく見ることが大事だと思います。」
と、何故か被災地への支援物資のあり方を語られまして……
私は、衝撃を受けましたね……初女さんに。
あと、「夫が不眠症で困っている」という深刻なお悩みが届いていたのですが、
初女さん、間違って「夫が不感症で困っている…」と読まれたものですから、もう。
会場内は大爆笑!!
笑っているうちに、
悩み事が全部吹き飛んでいくのを感じてしまいました。
やっぱり笑いって、必要なんだな~って思いましたね。
あと、被災地の方々のことを思うと
何もできないでいる自分が情けないといったご質問には、
「悪いことばかり考えるのでなくて、よいことも考えること」を
お勧めされていました。
辛い情報もあるけど、楽しい情報も実は、あるんですよ。
私の友達が自衛隊で被災地に行っているのですけど、
村の人達が「川から自転車が流れてきたから、今、それに乗って遊んでいるところ!!」
とか。「とりあえず寒いから、キャンプファイアーやってる!!」とか。
生きるエネルギーに溢れた情報が飛び交っていました。
あと、「地面から人の、指のようなものが見られるとの通報あり」
という無線が流れて、小一時間後。
「先ほどの人の指のようなものは、ウインナーであることが判明しました」
という無線が流れたとか。
ウインナーかああああ!!!!
って思いますよね。
そして、初女さんは被災地にいる方々に、
ごはんを食べることが大事とおっしゃっていました。
「ごはんや梅干しも身体の毒を出すのには良いのだそうです。あと、塩と……海苔」
こんなに現実的な初女さんを見ていると、
否応もなしに救われていくような気がするのです。
ガイアシンフォニー第7番 弘前上映会は、
爆笑のうちに幕を閉じたのでした。