14日のイベントは、急だったのにも関わらず80名もの方々がBOROと田中忠三郎さんに会いに来て下さいました。
雪雄子さんの舞踏では、本当にたくさんの方々が泣いているのを見て、津軽にこんな奇跡のような舞踏家さんがいることを誇りに思いました。
観客席には、ささきまことさんの姿も。
ささきまことさん、目がキレイ過ぎてこわかったです。
14日はバレンタインデーと旧正月というめでたい日で県内、様々なビッグイベントが乱立していてうっかりしたのですが。縄文冬祭りも三内で開催されていたのでした。
巨大そりすべりに師匠を連れていきたかったなあ。
それで、夜中にふと思い付いたのでメモしますが。「森と風のがっこう」って皆さん、ご存知ですか?
岩手県にあるんだけど。
そこは、すごい山の奥で、携帯も通じないような場所なんだけど廃校を利用した自然を学ぶ「がっこう」として、日本中から人が森遊び・山遊びをやりたいがために、集まる場所なんですよ。キャンプファイアーとかね。
そもそもの始まりは、県の施設利用だったのですが。あまりにも県庁所在地から遠く離れているために、任された職員の方が「本当に自由に勝手にやった」から、人が集まるようになった場所なんですね。
今では山遊びをするために青森県や秋田県、東京都からも、たくさんの人が訪れるようになりました。
そりで、縄文メモ。
一昨年の縄文コンファレンス(会議)に呼ばれてこれからの三内丸山遺跡に必要なことは何か? という議題に立ち会った私は、「靴履かないでいい場所にして欲しい」という発言をして来たんですね。あと、ガンガン火を燃やさせてくれとか。(これは前年の三内丸山縄文大祭で実現しました! やっぱり火はいいよね!)
あそこまできちんと整備された縄文遺跡(ゴミとか全然落ちてない)は珍しいから、復元住居の中を自由に靴も履かずに走り回ったら面白いだろうな~と思って。
なんなら、靴履かないルールを作って「足洗い場」を設けたらどうかと。そこで、「縄文に還る日」を企画して、火を焚いて鍋っこ遠足とかやればいいと思ったんですよ。
これは、冬は今みたいに雪遊びがあるからやらなくてもいいけど、夏になったらやりたいことですね。泥んこ遊びもしたいよね。泥のプールがタタミ2畳くらいあればいいね。
大人向けだったら、雪雄子さんに「体に還る日ワークショップ」を開催してもらうとか。やっぱり夏場は原則、裸足にしてさ。バケツとタオルさえあれば可能な気がします。
縄文をコンテンツに集客を考えると、何故か野外イベントと縄文まんじゅうに思考が陥ってしまいますが。
雪遊びやピクニックのようなはんなりとした楽しみって、案外続くんじゃないかと思ってます。岩手県の、森と風のがっこうのように。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~morikaze/index.html
「森と風のがっこうHP」