我が家では、昭和一桁生まれのバッチャの独断により、
カンもビンもペットボトルも全て、一律に「燃やせないゴミ」と診断され、
朝一番にゴミ捨て場へと持って行かれます。
昭和一桁生まれのバッチャには、「エコ」という言葉がありません。
TVやラジオでひっきりなしに叫ばれる「エコ」も、
年寄りにはなんのことやらサッパリわからない外国語なのです。
そんな差し迫ったゴミ事情の中で、リサイクルの根本を見直そうという
気持ちになってきました。
フードマイレージという言葉があるように、リサイクルの場面においても、
マイレージを考えることは大切なのではないか?と思います。
そして今、リサイクル、されるされない以前に、ゴミを出さない生活というものが
大事なのではないか?という考えに至ったわけです。
ブラジルに行くと、街のあちこちに生ジュース屋さんがあり、
そこでは採れたてのフレッシュな生ジュースが、いつでも100円以内で
飲むことができました。コーヒーは60円くらい。
グラスに入れられたジュースはとても美味しく、日本のようにリサイクルせねばならない
ペットボトルやアルミやビンのゴミを出さずに済みます。
だとしたら、長年日本人がリサイクルしなければならないほどのゴミを、
出さずに喉を潤してきたものは何なのか?と思えば、
それは単純に、急須を使って煎れたお茶や、麦茶だったりするわけです。
固形のものと液体のものでは、
外容器に大きな違いが出ます。
生ゴミも、堆肥にする以前に極力ゴミを出さない生活をすること。
できる限り、美味しく食べてしまえば良いのですよ。
大根の皮のきんぴら、最高ですよ。
タイトルの「山田スイッチ的環境生活」は、
市民生活センターの三上さんが考えてくれました。
環境をどうにかしたいという熱い思いを持っている人は、
共に語り合いましょう!
以下、ご案内になります。
✒と き 11月26日(水)午後2時~4時
✒ところ 弘前文化センター 1階会議室
✒テーマ 「山田スイッチ的環境生活」
✒講 師 山田スイッチさん コラムニスト・青森県総合計画審議会委員
青森県在住コラムニスト。陸奥新報(毎週日曜)にて「山田スイッチの育児日記」、
読売新聞(青森県版)にて「山田スイッチのTHE・青森暮らし」を連載中。
✒対 象 市民、市内に通勤・通学する人
✒参加料 無料
参加者には「くらしの豆知識‘08」編集・発行国民生活センターをさしあげます。
✒問い合わせ・申込先 弘前市市民生活センター
(土手町分庁舎内、☎34・3179)