明日の神話の公開が、明後日で終了になりますね。
見に行きたかった…
けど、今回は雪雄子さんの東北野辺行脚の方を優先したかったので、
(そして恐ろしいほどのパワーをもらったので、)
明日の神話がきちんとした場所に常設されることを祈っておこうと思います。
見に行ける方はぜひ、あと二日の間に訪れてみて!
美術手帖の中で『明日の神話』が、
「見るのではなく、浴びるという感覚だ」
と書かれていたことに興奮しました!
そして、中沢新一さんが語った「明日の神話」についての解説が凄すぎる!!
あまりに凄いので、どうしても紹介したくなりました。
解説は下のURLから!
http://www.1101.com/taro_money/nakazawa/
岡本太郎が考えていた「生」というのはこの、くっきりとしたエッジを持った、
生命のことを言っています。
私達のように死のことを考えないでおこうとしたり、
誤魔化しておこうとすると、生きているという私達の現実でさえも、
はっきりした輪郭を失って、ぼやけてきます。
岡本太郎はこういう生命を大変、憎んでいました。
私達は生きている、ということは、何か強い光に照らされて、
輪郭が激しいエッジを立てるようにして、くっきりと浮び上がった生命でないと、
生きたと言うことにはならないだろう。
しかし、光に照らし出された生命というものが存在するためには、
闇がなければいけない。
何故、闇がなければいけないか。それは、
闇がないと生命というものは力を持たないということですね。
そしてその、闇の力を知ることによって、理解することによって、
私達はくっきりと立ち上がった、激しい生命力というものを
自分の中で意識することができる。実現することができるという風に、
岡本太郎は考えていました。
(ほぼ日刊イトイ新聞 中沢新一さんによる解説より一部抜粋。)
もう、聞いてるだけで震えが走った……!
全編十回に渡って動画で公開されるそうですので、
皆さん、一度聴いてみて下さい!
ではもう一度!
http://www.1101.com/taro_money/nakazawa/