木村藤子さんの本

木村藤子さんの著書 ”「気づき」の幸せ”を読んだ。

木村藤子さんの言う、「気づき」って一体どういうものなんだろう?
よく最近「気づき」って聞くけど、気づくってどういうことなんだろう?

単純にそんな思いから読んだのだけど、
テレビで木村さんを見た人にはわかるかもしれないが、
木村藤子さんはその人の人生を、透視することができる。
見たくなくても、神様の力によって、「見えてしまう」人だ。

それゆえに、人間が隠して生きているものさえも見えてしまう故に、
あまりにも、この本はリアルで・・・、立ち読みした時は怖くて、買えなかった。

だけど、こんなに気になるのなら、読まなければならないと思って
きちんと購入して読んでみた所、
木村藤子さんの人生が、きちんと母や父、夫や子どもと生きてきた
人生。誰にでも起こりうる困難や、悩み事、
それに対して一度は死のうと思っても、
きちんと受け入れてきた人生が最初に描かれてあって、

後編の、人々の悩み。
それは、あまりにも読んでいくのが苦しくなるような、
身勝手で、自分ばかりが正しいと信じていて、
自分の家族や子どもを苦しめながらも、自分だけがいいこちゃんでいたがる
人間の、「気づかなさ」を受け入れる心構えを、つくってくれる。

この本を、後編だけ拾い読みするのは危険だ。
きちんと、最初から最後まで通して読まなければならない。

そして、読む前に
それこそ拾い読みをしてしまったがために、
最初、怖くて読めなかったけど、直感で思ったことなのだが。
子育てって、本当に業が深い、大変なものなんだと気づいた。

子どもがやろうとする前になんでもやってしまう母親、
子どもの話を一切聞かずに、がみがみとしかりつけてしまう母親。

そんなのは、ごまんといる。
そんな母親であるのに、子どもを「良い子」に育てるために
私はがんばってきたんだと、
言う母親はごまんといる。

その結果で、子どもがどうなってしまうのか。
それは怖い事だと思う。

子育てについても考えさせられる本。
気づくって、すごく単純で、単純なだけに
自分の一番悪い部分を見つめなきゃいけない、っていう
痛い、痛い本だと思う。
だけど、そこを見つめない限りは、前に進んではいけないのだ。

痛くても、読むべき本だと思う。

「気づき」の幸せ/木村 藤子

¥1,260
Amazon.co.jp