前回に引き続き、育児日記の登竜門「断乳」です!
「オッパイをやめさせるのは本当に大変なのよ」
と刷り込まれていたのですが、
師匠は案外あっさりとおお別れをしてくれました。
しかし……。
第66回 グッバイおっぱい。
子供が自然にオッパイを離れることを「卒乳」というのですが、
オッパイがまだ出ているのにオッパイを止めることを、「断乳」と申します。
昔は三歳くらいまでオッパイを飲ませるのが普通だったので、
必要のないことだったのですが。わが家は今週、断乳に入りました。
なぜかというとここ最近師匠は寝ぼけながらオッパイをかんでしまうのですよ。
しかも、かんだまま顔を振り回すって…痛すぎる!もう、耐えられない!
そんなわけでオッパイにバンソウコウをバッテンに張っていたら、
突然「終わり」を予感したらしく。オッパイに向かって師匠は言ったのでした。「バ~バイ…!」
一生懸命手を振りながら、オッパイよ、グッバイ…!
お前の役目は終わったんだ…。
断乳一日目。オッパイがグレープフルーツのようにはれてきました。
旅行中とか大体二日目でラグビーボールみたいにはれ上がるんだけど、
そこから先は行ったことがない未知の世界!
わあ~、どうなるんだろう。
ようするにオッパイ工場では「閉鎖」を知らずにオッパイを作り続けているわけで、
どんどんオッパイが中にたまっていくんですね。
「え~残念ながらこの工場は、本日をもって閉鎖します…」
「そんな…! 工場長殿!」
って、オッパイ工場の話は置いといて。
師匠は夜中に何度も起きては、「パイ…! バ~バ~イ」を繰り返していました。
断乳一日目。ラマダン(断食)状態になるのかと思いきや、
ちゃんと子供用ジュースや麦茶を飲んで眠る師匠。その間、オッパイは小玉スイカほどの大きさに!
めっちゃ、乳いってー!
乳腺炎になるのを防ぐため、冷えピタをオッパイに張りまくっていたのですが、
冷えピタ張りまくってなお、いだい!
母乳生産工場はもう閉鎖したはずなのに!
「工場長殿! この町工場は俺たちが守りますよ!」
「そうですよ! つぶれそうになっても俺たち…この工場が好きだから!」
「くぅっ…! お前たち…!」
ってもう、母乳作らないでー‼
…断乳中は頭の軸がズキズキするほどアチコチが痛いです。
本当に痛いというか、いだいです。
「…この、痛いという状態をスタンダードだと思えば、痛みに慣れるのでは?」
なんて、痛い最中色々考えましたが耐えられなくなり、
夫にパソコンで「断乳の仕方」を調べてもらいました。
『断乳』を検索して! 『断乳』で検索して!
そう頼んでインターネットで調べてみると、
「痛いときは七十㍉㍑ぐらい搾る」
と書いてあり、「搾ってもいいの⁉」と驚きました。
搾ったら…本当に楽になりました…!
あまり肉を食わず、乳製品もとらず、
二日目は七十㍉㍑くらい搾ってオッパイを冷やし、四日目に搾りきる!
これが私の周りから得た断乳情報なのですが。四日目に搾りきる…!
なんか、エキサイトしてきますね…!
断乳二日目。ヤマは二日目の夕方、六時でした。
めっちゃ、乳いってー‼
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☆☆☆追記☆☆☆
1歳半でおっぱいを卒業した師匠。
次男は3歳になったのですが、まだ飲んでます。
もうおっぱい出ていないのですが、次男は隙あらば空のおっぱい飲んでます。
コラ、3歳になったらやめるんちゃうんか?
ちゃうのんか??
こう言うと「うふふふふふー!! わっきゃー!」
と、罪もなく笑っていますが
どう見てもごまかし笑いです。
息子(ちびたん現在3歳3カ月)は2歳1カ月でやめました。
そのころ、第二子を妊娠したんですよね。
(残念ながら流産しちゃったんですが)
産科医に「今すぐやめなさい」と言われたので。
そしたら、ホルモンの切り替えが上手くいったのか
全っ然痛みもなく、おっぱいが張ったりすることもなく
あっさりと終わってしまいました。
ちびたんには、向き合って正座して
「今日でおっぱいとはお別れです。はい、バイバイして」
と言ったら、「ばーばーい」と、あっさり断乳成功。
ただ、今は寝起きにおっぱい触ってから起きます。
ままのわ さん
こどもはおっぱい、触るよね。
寝る前と起きる前。おっぱいおっぱい~♪
と本当に、それさえあればしあわせみたいに
おっぱい探してます。
何事もホルモンの切り替えなのかもしれないですね。
ホルモン、自分のホルモンの動きさえつかめれば、
人生うまくいくような気がしてきました。
コメントありがとうございました!