先日、NHK教育の「にほんごであそぼ」で、
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を、
子供向け番組で歌って踊っているのを観て。
観ていた師匠が興味深そうだったので、「蜘蛛の糸」と地獄のお話を寝る前にしてみたところ、「そんなお話したら、寝れなくなるでしょう!」と言って師匠に怒られました…。まあ、確かに…。
「地獄はさ、針の山とかあって登ると針が刺さって痛いんだよ!」
すると、師匠。
「針、刺さらない靴履いていけば?」
「むむ…確かにそれなら大丈夫か。だけど、鬼が金棒持っててさ、血の池地獄に落とされちゃうんだよ!」
すると、師匠。
「じゃあさ、金棒を作ってる鬼の工場をバクハしちゃえばどう?」
爆破…!? 「師匠、鬼の金棒は大量生産じゃないんだよ! ちゃんと
1本1本手仕事であのトゲトゲ付けてるんだよ!」
と、家内制手工業で1本1本、心を込めてトゲを付けてる鬼を
想像して、笑いがとまらなくなりました。
真心込めて、丁寧に。鬼の金棒 (1本四千円より)