魔法の百均 第23回「災害時でも備えあれば憂いなし」
百均アイテムで防災対策をしたいと思ったのですが、災害時に一体何が役に立つのかと調べてみたところ、「ウェットティッシュが役に立った」という女性が多いことがわかりました。
何故、ウェットティッシュ!?と思うのですが、災害時は断水することが多く、水のない状況では汚れを落とすことが難しいので、身体を拭いたり、手の消毒に使ったり、赤ちゃんのおしりを拭いたりと重宝されるそうです。
災害時持ち出し袋の中身は、懐中電灯や携帯ラジオが重要なのかと思いきや、実際の避難生活では水が出ないことに対する対策が重要なんだと感じました。
水がないとお皿を洗うことはもちろん、下着も洗えないのです。
下着の替えも、百均で売ってますので何点か用意しておくと安心ですね。
できることなら、私は人より鼻をかむ回数が多いので、ティッシュも準備したいところです。
百均では、ローション入りのティッシュが6〜9個入り108円で売っています。
災害時にティッシュを見つけたら、ティッシュを用意した自分に感謝できそうです。
あと、マスクは感染予防とスッピン隠しに重宝するそうですので、一週間分くらい用意しておきたいですね。
飲料用水に付きましても、非常用持ち出し袋の中には、何本かペットボトルの水を持っていた方が安心です。
大きいペットボトルのものより、小さいペットボトルの方が一度に全部開封せずに済んで便利です。
私の家では2リットルのペットボトルに水道水を入れたものを20本ほど備蓄してあります。
しかも2階の部屋に……!
近くの川が氾濫して1階部分が浸水した時の場合を考えれば、水と携帯食料、靴は2階に用意した方が1階をやられた時に安心できるかもしれません。
震災時に枕元にあると便利なのは、携帯電話ではなく、靴だという話もあります。
いざという時は窓ガラスが割れて裸足では歩けない場合を想定して、ベッドの下にズックを置いておくと逃げる時に便利ですね。
「一体、どこまでの限界状況を想定しているのか……」と思う方も多いと思いますが、備えあれば憂いなしと言います。
いざという時にペットと一緒に逃げたい人には、百均の大型洗濯ネットをペットの数だけ用意しておきましょう。
ヘリコプターで救出してもらう際、ペットを袋状のものに入れるとペットが安心して暴れないそうですので。
また、給水時に一番便利なのはポリタンクだそうです。
給水車から水をもらう時に便利なので、百均のポリタンクに水を入れて用意しておきましょう。
水は震災以外の時も、水不足や水質変化で水がまずくなった時に使えるので、普段から備えておけば、家族に尊敬されるかもしれません。