魔法の百均 第27回「手芸界の黒船・グルーガン」

魔法の百均 第27回「手芸界の黒船・グルーガン」
 
「可愛いと思って買ったアンティークボタンやベルベットのリボン、レースモチーフやパール風のビーズを、タンスの肥やしにしている人がいるねえ…。
アタシだよっ!」
と、にしおかすみこさんのようなネタで始まる今週の百均は、こういった可愛い手芸アイテムを使いこなせずに泣いていた人への救世主。
手芸界の黒船・「グルーガン」を紹介したいと思うのです…!
グ、グルーガン…?一体、何、ソレ…。
 
そう思われる方も多いと思います。
グルーガンは「ホットメルト接着剤」といって、80〜100度の熱をかけてプラスチックのグルースティックを融かして接着させる接着剤です。
 
まるで拳銃(ガン)のような見た目をしていてコンセントを挿すとプラスチックが溶け、トリガーを引けば、ノズルから溶かしたプラスチックが少しずつ出てくるんです。
これが百均で200円+税で売っているんですね!
プラスチックが固まる時にくっつくので接着力が強く、「硬化が早い・溶剤を使っていない・透明で接着部分が目立ちにくい」などの利点があり、私が被っているゆるキャラのドグ子の頭も、ダンボールをグルーガンで接着して作っているんですね。
 
グルーガンは100度の溶けたプラスチックが先端から出てくるので「やけどに気をつける・使用中はプラスチックが垂れてくると危ないので上に向けない・子どもの手の届かない場所に置く・連続使用時間は1時間」などの基本的なことを守れば、とにかく便利な工作・手芸アイテムなのです。
 
グルーガンには別売りの「グルースティック」という棒状のプラスチックを使います。
グルースティックは20本入り100円+税と、なかなかお安いです。
 
グルーガンの後ろにこのグルースティックの挿入口があり、そこに挿し込んでトリガーを何度か引いてからコンセントを差し込むと、5分くらいで熱々のグルー(にかわ)が出てきます。
グルーが出てこなくなったら、新たに後ろからグルースティックを差し込むと良いです。
 
大好きなブローチの、金具が壊れて使えなくなったことってありませんか?接着剤でくっつけてもすぐに取れてしまいますが、ブローチ本体に百均で売ってる「コサージュ用ピン」をグルーガンでくっつけると、ブローチが息を吹き返すんです…!
件のリボンやアンティークボタンも、フェルトを布でくるんでくるみボタンのようにボンドで接着したものを土台に、グルーガンで好きな素材を載せるようにくっつけて、最後にコサージュ用ピンを付ければ、素敵なコサージュの完成です!
元から自分が好きで選んだ素材ですから、出来上がりが嫌いになるわけがありません。
やけどには十分気をつけて、グルーガン・ライフをお楽しみ下さい。
 
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