ドグ子の職業は、うだつの上がらない物書きなんだドグけど、
なんでうだつが上がらないかというと、
すごく家族を大事にしてるからなんだドグね。
やっぱり、ご飯は自分で作らないと
納得できないとか、掃除とか洗濯も手を抜きたくないとか
だと、主婦のプロは目指せても
物書きのプロは目指せないんだと思うドグ。
なので、青森県の津軽地方という、
非常に狭い範囲で喜ばれる本を作っているんだドグけど、
生きていればそれなりに、ドグ子一人が暮らせるように
誰かが取り計らってくれるものなんだドグ。
「あいつ、生きてるんだからしょうがないな」って
感じで。
しょうがないよね。
生きているんだもの。
アイヌの村で会ったオカマの男の子が、
ドグ子を占ってくれた時、ただ単に「家族」のカードが出た
って言ったんだドグ。
その一言で、長年の悩みが一気に晴れて、
「そうなんだドグ~! 家族って、大事なんだドグ~!」
と、自分の本当の心が見えてスッキリしたことがあったドグ。
そのせいか、自分が書くものも描くものも
ほとんどが家族についてドグ。
なんか、家族という星の下に、生まれてきちゃったのかなあ? と。
うだつの上がらないドグ子は思うんでしたドグ。(*´ω`)