今日は、午前中にお洗濯をしながら大和和紀さんのマンガ版
源氏物語「あさきゆめみし」を読んで、号泣……。
ああ、上が……紫の上が死んでしもうたあああ……!
朝っぱらから号泣している主婦も珍しいかと。
本日は、縄文コラム1本あげました。
もしも私がTwitterをやっていたら、百人一首の句を毎日一言つぶやきたい。
でもやらないのでここでつぶやこうかと思います。
「めぐりあひて みしやそれとも わかぬまに くもがくれにし よはのつきかげ」
(紫式部)
現代語訳
「久しぶりに巡り会って、今見たのはその人かどうか見分けがつかない間に、雲隠れした夜半の月のように、たちまち姿を隠してしまったことだ」
角川ソフィア文庫 島津忠夫著 新版 百人一首
ひさしぶりに会った幼なじみが、「きゃーひさしぶりー! 元気ー!? ああもうこんな時間!? もう行くね-!」っていう感じでバタバタと「月が雲に隠れるようにあわただしくその人が出て行ってしまった」ことを詠んだ歌。
「あの人、本当に慌ただしいわねえ……」
っていうのを、和歌にするとこんなに美しく表現できるという。
平安時代の人達の、落ち着いた風情が伺えます。