無意味せんげん - 山田スイッチ –
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2012/10/03 カテゴリー: <連載> エコハンター。 タグ: エコハンターリサイクル衣類 エコハンター第49回 「衣類のリサイクル考」 はコメントを受け付けていません

エコハンター第49回 「衣類のリサイクル考」

 

衣類のリサイクルって皆さん、どうされていますか?

エコハンターは昔、家の中に眠る衣類を飢饉に苦しむ外国へ送ろうとして、

横浜市にある支援団体の援助物資受け付けのホームページを見たことがあります。

今から8年近く前の話ですが、

そのホームページを見て驚いたのは、「海外に衣類を送ろう!」という呼びかけに、

本当に日本中から何トンもの衣類が届いてしまってその事務所に置くことができなくなり、

衣類を保管する倉庫に大変なお金がかかるので、

倉庫代を寄付して下さいという呼びかけが始まっていたことでした。

仕方がないので、送ろうとした衣類を送るのをやめ、倉庫代だけ振り込んだ覚えがあります。

 

昨年、被災地にボランティアに行った友人が語るのも、

山と積まれた援助物資の古着の山を、仕分けするのが大変だったというお話です。

このことから考えるに、衣類、特に古着というものは

輸送代金や倉庫代がかからないように近場でリサイクルをして、

支援は現金で行った方が効率がいいということです。

エコロジーの観点から考えると、現金振り込みは輸送費が0なので、

ガソリン代がかからないからきっと地球に優しいはず。

 

そこでご紹介したいのが、

弘前市神田にあるリサイクルショップの「リサイクル工房さくら」さんです。

持ち込むと、ほとんどの衣類を無料で引き取ってもらえます。

もちろん下着やもう使えないものはリサイクルに出さないことと、

衣類はお洗濯をしてから出すのがマナーですが、

大掃除にタンスの中身のリストラをして、大量の服が出た時、頼りになるお店です。

 

綿製品でもう使えないと判断されたものは、

ウエス(工業用の油を拭く布)に加工して、1キロ250円で販売されています。

白いウエスは1キロ300円。

リサイクルショップでは食器や衣類、雑貨に本、CDが並び、

店内は買い物を宝探しのように楽しむお客さんでにぎわっています。

コミックは1冊10円といううれしいお値段。ぜひ1度、訪れてみて下さい。

<リサイクル工房さくら>

弘前市神田4-4-20 電話 36-8109 平日営業10:00~15:00 土日祝休み

 

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