無意味せんげん - 山田スイッチ –
山田スイッチは、一切意味を求めません。ちなみに7歳男子と3歳男子を田舎で子育て日記。
2008/02/23 カテゴリー: ブログ。 タグ: ケン不要論怒り ケンさんの怒り不要論 はコメントを受け付けていません

ケンさんが「怒り不要論」というものを考えたので
昨日からその特別講義をうけているのですが。
師匠とブロックで遊んでる母親相手に
一生懸命「怒り不要論」を語るケンさんは可愛いです。

ええと。

ケンさんが言うには、怒りというものは現代社会において
まっっっったく不要なんだそうです。

太古の時代から動物は怒りによって自分を興奮状態にし、
自分のテリトリーを守ったり、食われそうになったときに
敵の恐怖を忘れさせるという機能
があったのですが。
現代は法治国家であるので怒りに目がくらんで実力行使をすると、
逆に自分が捕まってしまうというデメリットがあるそうなんです。

「あのよ、万引きとばスーパーで捕まえて事務所で怒ったりするばな?」
「うん。」
「それ、全く必要ねえと思うんず。
なんで叱るかってせいせいしたいから叱るんであって、
怒らねばせいせいする必要ねえんず。
 無駄だばな?」

「そ、そうか……怒ってはらわた煮えくりかえってるから
煮えくりかえったはらわたを抑えるために叱ってせいせいさせるけど、
最初から煮えくりかえらなきゃせいせいする必要がないんだ!」
「んだんず。怒りっていうのは現代社会において、必要ねえ機能だんず。
万引きされたら『もう、来ないでくださいね』でいいばな?
あとは警察さ渡せばいいんだはんで。」

「その理論で行くと、師匠が悪さしても怒る必要はないってことになるの?」
「怒る必要はねえべ?んだはんで、怒ったフリだけしてれ」
「なるほどなあ。なんか、深いなあ。」

関係ない話ですが、一日だけ上京してました。
いつも怒ってるぴあのAN藤さんに会ってきたのですが。
(O木さんはこの日はいない気がすると思って連絡せずに行ったら、
本当にO木さんが休みでびっくりした!
最近の気のせいはよく当ります。)

AN藤さんはいつ電話しても会議で忙しそうなので
ひょっとすると……!!と思って棒寿司を買っていきました。

「AN藤さんは腹が減ってるからいつも怒ってるんですよ」
「俺は怒ってへんて。俺がいつ怒ったか?」
「この間来たとき、めっちゃ怒っとったやないですか!
 ANさんはお腹が空いてるんですよ。あとカルシウム不足です。多分。」
「それなあ、みんながカルシウム不足カルシウム不足いうんやけどな、
俺はカルシウム足りてへんわけないで?魚好きやし。」
「みんながカルシウム不足やっていうなら、やっぱり怒ってるんやないですか!!
それじゃあ、AN藤さんにはカルシウム以外の何が足りんのやろ

……。カルシウム以外の何ってなんやろ……。」
「いや、何も足りんことはないわ!」
「やっぱお腹減ってるんですよ!!」