トークセッション「弘前の記憶」
記憶というものに、私は非常に関心があるのです。
2006年の奈良美智+graf AtoZ展の時は、
たくさんの人の「初めての記憶」を集めていました。
奈良美智さんの初めての記憶、永野雅子さんの初めての記憶・・・。
記憶って、一体なんだろう?
「私とは、私の記憶の総体である」という、どこかの本で読んだ言葉が
私にはすごくひっかかっていて。
私の記憶の総体が、私なんだ・・・って、すごく不思議に思うんですね。
目に鮮やかに残っている記憶って、あるじゃないですか。
あと、ふいに思い出す、なんでもない風景とか。
その総体が自分をつくっていて・・・
その一瞬をとどめるのが、写真なのかな。
2006年の夏からたった3年しか経っていないのに、
3年の間にいろんなことがありました。
その辺のことも、写真家のお二人に聞いてみたいと思います!
永野雅子(写真家)
×山田スイッチ(コラムニスト)
×長谷川正之(フォトグラファー)
2009年7月30日(木) 19:00-20:30
会場:弘前市立百石町展示館(036-8035 弘前市大字百石町3-2)
主催:NPO harappa百石町展示館自主事業実施委員会
入場無料