師匠と夜、おはなしを作りながら寝るのですが。
二歳児相手にお話をして、たまに「間」をつくってあげると、
二歳児が勝手に話の続きをつくってくれることを発見!!
私「むかしむかし、あるところに男の子がいました。その、男の子の名前は……」
師匠「こっぴーかっぴーがっいーといいました。」
私「ハイイイイ!? な、なんという名前だ……。タイ人か!?」
私「こっぴーと怪獣のるんは、山に登って、電車が来るのを見ていました。
その時です!!
電車が走ってきたのに、線路に石が落ちているではありませんか!
このままでは電車が転んでしまいます。
どうしましょう!?」
師匠「ころばないでんしゃきました。」
転ばない電車ーーーーー!?
私「ころばないでんしゃ、きたの!?」
すると、師匠。
師匠「ころぶでんしゃもきました。」
転ぶでんしゃ……! それはもう、絶対絶命では……!?
すると師匠。
師匠「ころぶでんしゃ、だいじょうぶでした。」
あ~、よかった~!
って。聞いてる大人の方がハラハラします。
子供のストーリーテリングには予想がつきません。
転ばない電車は絶対、シドニィ・シェルダンには出てこないだろうなあ!
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さいきんの師匠のお気に入りの本。役場の図書館にありました。