無意味せんげん - 山田スイッチ –
山田スイッチは、一切意味を求めません。ちなみに7歳男子と3歳男子を田舎で子育て日記。
2011/11/18 カテゴリー: ブログ。 タグ: レッツ信仰太陽 人はどう生きても死ぬよね レッツ太陽信仰! はコメントを受け付けていません

昨日、メールを打ちながら出てきた文章が
ちょうど今考えていることそのものだったので、
ちょっと載せておこうかと思うのです。


人はどう生きても死にますから、
その「どう」は、「どう」生きてもいいんだと思うんです。
それで、正しいか正しくないかは


その当時の思想の流行によって変わってしまうものですから
自分の中に培われてきた法律に従って生きたらいいんだと思うんです。


たとえば、日本では戦時中、色の付いた服を着ているだけで
兵隊さんに非国民と言われたわけでして。


当時の兵隊さんがユニクロを見たら、卒倒するか
「このお国の一大事に、非国民めが!」と
お客さん全員を逮捕・投獄したでしょう。


そうかと思えば旧約聖書では子孫を残すために
自分の父親を酔わせて、眠らせたうちに娘二人(ロトの娘達)が
父親を襲って見事に妊娠を果たしたお話があったり

結婚した相手が兄だった場合、兄が死んだら弟の子どもを
生まなきゃいけなかったり


(好きな人の弟とセックスってすごいよね。)


殺すな、犯すな、盗むなの厳しい戒律(十戒)が、
実は他民族には適用されなかったりします。

旧約聖書では戦争に勝って神に感謝するのが普通に描かれていますが、
そもそも戦争するなよ……という風には思わないんでしょうね。
しかも神は、ほんのちょっとでも気に入らないと
モーゼのようなまじめな男にも罰を下します。


旧約聖書の神様はすぐに天罰を下したり人を試したり。
無実の罪で牢獄に入れられて何年も暮らさなきゃいけなかったり。
善人でも悪人でも神様によってひどい目に遭わされます。
まるでドSで機嫌がコロコロ変わる任侠ものの女性みたい。


つきあってる男性はいつもこの女性の機嫌を伺いながら
「すみません、あの、捧げ物は羊一匹でよろしかったんでしょうか……?」
とビクビクしていなきゃいけないの。


おそらくは昔、人はそれだけ厳しい自然に
ひどい目に遭わされていたので、
それを「神が試している」と思わなければ
暮らしていけなかったのではないでしょうか。


当たり前のことですが、
宗教も法律も人間が考えたことなので

作った人の気性によって都合良く取り決められている部分が多いと思うのです。

本当はどう生きてもいいんです。

自分の中には人それぞれに法律がありますが、
他の人とそんなにはぶれないと思うんです。

先日、「山田さんにとって縄文って何ですか?」
という質問をされて、
「太陽信仰です。」
とサクッと答えた自分がいました。


縄文イベントに身を捧げていると、
だんだん自分と太陽しかいなくなっていくような
変な感覚
が芽生えてきまして。

いつのまにか、太陽が身近に感じられるようになりました。

太陽はただそこでずーっと暖かく光っているだけで、

いろんなものを育ててくれるのに見返りを期待しません。

期待に応えないと罰を与える旧約聖書の神様とは大違い……。

そんな太陽を見ていると、心がなごんでくるんですね。

朝起きたら太陽におはよう、夕暮れまでどこにいるのかと
空を見渡し、太陽を探します。
そういう風に毎日暮らしています。


夕焼けは、一日を暮らした生き物たちに与えられるメッセージ。
そんな太陽が目にきれいに映っているうちは
何の問題もないように感じるのです。

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里中満智子の旧約聖書が今、熱い!!

まるで「渡る世間は鬼ばかり」!!

昔の人の我欲、強すぎ!!

だけど2000年経っても人って変わらないんだなあっていうのが

本当によくわかる面白いストーリーです。おすすめ、絶対!


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