無意味せんげん - 山田スイッチ –
山田スイッチは、一切意味を求めません。ちなみに7歳男子と3歳男子を田舎で子育て日記。
2008/09/04 カテゴリー: ブログ。 タグ: 仙台 仙台で。 はコメントを受け付けていません

仙台で作家の田口ランディさんに会い、
一緒に産廃の中間処理施設を観に行ったり、
原子力の賛成している専門家と反対している専門家が
同じ席上で対話するというオープンフォーラムに参加していたのですが。

何よりも濃かったのがやっぱりランディさん本人で。
一緒に朝ご飯食べながら話をしていると、
まるで渦巻きの渦の中に一緒に入っていくような
大変な事態になっちゃうのですよ。

私の全然知らない世界をランディさんは知っているわけで。
脳の中にない世界を、
一本の糸に掴まってその先に行くみたいに
お話をしてくれたのですが。
あまりにも、その世界が新しすぎて。
まだ脳がついて行けてないような感じなのです。
しかもそのお話は縄文時代に繋がっているのでした。

というわけで、ええと。

原子力のオープンフォーラム(東北大学で開催されました!)は
なんか、良かったです。
知りたいことがすごく具体的に数値を伴って教えてくれて。
第一回よりも両者の歩み寄りが見えた気がしました。

一番知りたかったのは六ヶ所村の再処理工場で、
なんでガラス固化がうまくいかなかったのかについてでしたけど。
それも教えてもらってスッキリしました。

私は、賛成でも反対でもないけど
原発を止める方法は知っているわけですよ。
ようは、採算の取れない企業は存在しない、というわけで。
結局は採算が取れてる=電気を使っている人が本当にたくさんいる

から、原発は54基とか55基とかあってなおかつ
再処理工場でリサイクルしましょうってことになってるわけで。

賛成している人も反対している人も、
実際に会うと本当にピュアな人が多いです。
ピュアだから、どっちの考えにも染まりやすいという
危うい面も持ってるんですが。
そうでなかったらひたすら知らん顔して電気を使えばいいだけですもの。
何の悩みもありませんよ。
床暖房入れながらクーラー付けてる人が現実にいるくらいですからね。

だけども最近は期待できる未来が近づいている気がするのですよ。
バブルでそれまでの価値観がぶっ壊れたっていうのは実は
すごく重大な事件だったわけで。
「とにかく利益を上げる」企業よりも、
今は「環境重視」の企業の方が、「なんか、かっこいくね?」
っていう風潮になってるじゃないですか。


「そういう世代が来たんだな」
と。

だって、私(三十代前半)の世代の時に、
農業やりたいっていう人、ほとんどいませんでしたもの。
何故か最近は二十代の子で、
自然農や自然食品に携わっている子によく会うのですよ。
そういう子たちは本当に、環境のことをよく考えて
自分で買う物もよく考えて、消費しているように見えます。

新エネルギーの開発も、水素を使って発電するとか振動を電気に変えるとか。
見てるとワクワクするような発電が世に出てきているのです。

私の時代なんて、
みんな適当に大学入って、就職して、お金持ちになることを
目指すのが普通の世界観だったと思います。
学校はとにかく「受験しろ。合格しろ。」だったし。
今考えるとすごくつまらない世界観だったのですが……。
だけどもそこのつまらなさに気づけただけでも、得かなと。

欲だけ追って走ってきた世界が今、色々な問題を出しながら
変わろうとしている気がします。
ゴミの問題もようやく、「考えられる時期」に来たのだと。

今回、竪穴式住居を建てて。
思ったのは本当に、「この竪穴式住居が壊れても、
出るゴミは全部自然に還るんだな」
ということ。

やっぱり、縄文の方が現代よりも
一歩上だったのかもしれません。