無意味せんげん - 山田スイッチ –
山田スイッチは、一切意味を求めません。ちなみに7歳男子と3歳男子を田舎で子育て日記。
2005/09/28 カテゴリー: ブログ。 タグ: 仙骨治療 仙骨治療 はコメントを受け付けていません

ケンさんが朝、「ラジオ体操の歌」を歌っていました……。

すばーらしいー 
朝が来たっ。
きぼーのっ朝~だっ。
喜びに胸をひ~らけ、
青空仰げ~。

ケンさん「レイディオ~の~声にーー」
(レディオ!?? なんでそこだけ、英語!??)

ラジオの発音……「レディオ」だけは異様にいいケンさんです。
ちなみに壊れかけのレディオはあれ、壊れてるのか壊れてないのか。
壊れ、「かけ」ってどんな状態なのか。よくケンさんと議論になります。

「あれはもう『壊れたレディオ』ではないのか?」と。
いやそれはもう、徳永英明に聞いてよー

さて、今日のお話は仙骨治療のお話です。

仙骨生命力活性法整体術。
という、怪しげなネーミングの治療を受けているのですが、
すっごく面白いのでご紹介しておきますね。

仙骨という、身体の中心にあり、全身のバランスをとっている
逆三角形のハート形の骨があるのですが。
その骨から発せられる信号を、整体師の人が気功で読み取って
慢性筋肉疲労の部分を指で押し、超音波でほぐしながらその
慢性筋肉疲労を緩和していく、という整体なのですが。

受けると滅茶苦茶痛いです……。

先日、上京の折にケンさんにも受けさせてみたのですが、
あんなに痛そうなケンさんを初めて見ました……。
「うがあああああ、うあ、(ブチッ)何するんずよ!??」

九十分叫んでましたから、ケンさん……。
いや、整体してもらって、「何するんずよ!??(何をする気だ、コラ!?)」
は、ナシだと思うのですが。
この仙骨治療のすごいところは、相手の仙骨(腰とおしりの間のあたり)
に手をあてると、整体師さんの仙骨と共鳴して、
相手の痛いところが伝わってくるというところなんですね。
それで、痛いところを押すと、それは相手にとって、「叫ぶほど」痛いのです。

「慢性筋肉疲労があるとね、ほら携帯電話がメール受信して、
光ってるだけでだんだんバッテリーがなくなっていくでしょう?
それと同じでね、黙っていても疲れるんだよね。」

そう、整体師さんは教えてくれたわけですが、
その間ケンさんは
「うががががが!!! やめて! もうやめてー!!!」
と叫ぶばかりで、
「ひいっっ! ひいっっ! ひいいいいぃっっ………何するんずよ!??」
と、出産してるみたいに一時間叫び続け、
終わるとぐったりしていました……。

だけどもこの治療の面白いところは、
押してる間は叫ぶほど痛いけど押し終わると
全然痛くなくなるところです。
料金は九十分・八千円。

私はこの整体を受けると、
一番ひっかかってた部分がとれて
スッキリするのですが、ケンさんはまるで
壊れかけのレディオのように
ぐったりしていました……。

「おかしいな……ケンさんには気功って効かないのかな?」
するとケンさん。
「うるせえ! わ(俺)が気功で治してやるから、そこ座れ!」
「ムリだよ!? ないよ、ケンさんには気功なんて、ないからーーー!!」

仙骨治療についての詳しいお話は、次回作
(光文社知恵の森文庫より発売)をお待ち下さい。