そ、そうだ。こ、こころだ。
心があるからさびしいんだ!
そうとわかれば、
「こころ なんて、いらないぞーーーーー!!!!」
内田 麟太郎, 降矢 なな
ともだちくるかな
この本を読んでいたら、
気持ちの、原点のところ。
どうして心があるんだろう?っていう
一番大事で、解決しきれない問題の
答えは
生まれてきた意味に繋がっているんだ。
と、
何度かたどり着けそうになったり、
たどり着いたのに忘れてしまったりしていたことの
原点に戻って行ける気がします。
暖かで、心の底から、さみしがりやのオオカミさんの
喜びに触れられる絵本。
いつも私は、こころの正体を見失って
こころに振り回されてばかりいるのだけども。
この本は、短いけども
こころのことをもう一度確かに感じられる、
壮大な、交響曲のような一冊なのです。
※明日の早朝、1月6日の早朝5時 NHK教育テレビ「心の時代」で
「ともだちくるかな」の作者・内田麟太郎さんの回が再・再放送されます。
早起き、できるかな……。