五能線の車中の師匠。
いい顔をしています。
機関舎に入っている津軽鉄道。オレンジ色の車体に緑で「走れメロス」と書いてある。
この「走れメロス」が、金木の太宰祭りに続くレールだった。
これが問題の太宰ピザ。
持ち帰りＯＫ。ＤＡＺＡＩ オリジナルのミックス、シーフード、ねぎみそ……！？
ねぎみそって！
斜陽館です。
斜陽館は外観も素敵です。
煉瓦作りの塀に囲まれていて、
中にはいると日本建築で二階が洋風建築なのね。
古い建物好きのスイッチかあさんには興奮のるつぼ。
景色が波打って見える昔のガラス窓！
漆喰壁に額縁天井！！
蔵に飾られた二枚廻しの太宰のコート！
太宰の書いた直筆の手紙！！
太宰のかすりの着物がすっごく、格好いい！！
（だけど太宰自身はこの家は、「用もなくでかいだけ」といってあまり好きではなかったらしい…。）
太宰誕生の部屋で「ここで産まれたんだって！」と師匠に言うと、
「ここで産まれた？」
って、部屋を見るたびに言うようになりました。可愛い。
しかし、観光客のおじいちゃんが入り口に入るなり、
「ここが太宰の出発地点か……」
と呟いていたのには何か、得体の知れぬ「それは違う」感がありました。
斜陽館向かいの観光物産館「マディニー」の看板。
太宰グッズが豊富なのですが、太宰はミッキー●ウスじゃないんだから
そんなにグッズ化せんでもいいんでないか！？
色紙に「人間失格」って書いてあるヤツ、飾ると切なくならないか！？
だけども今更ながら、文庫の「人間失格」を買いました。文章がきれい。
以前に北野武が、
「エジプトのピラミッドは一体、何年エジプトのヤツらを食わせているんだろう」と
何かの本で語っていたのを読んだのですが。
間違いなく太宰は、金木の人間を食わせて養っているように見えました。
生まれてすみません、どころじゃないよ。
やっぱり食べちゃった名物の、
太宰ラーメン。
太宰の好きだったという金木産のタケノコと新ワカメが入っていて、
美味しかったです……。ラーメンに名前を付けるのはどうかと思うんですけど
うっかり食べちゃいますね……！
しかし、ラーメンに太宰を付けるとは、思い切りましたよ！！
帰りの車中の師匠。「ピンクの電車！」と言ってご機嫌です。
今日は朝から晩まで師匠と電車に乗って、疲れたけど楽しかったです。