無意味せんげん - 山田スイッチ –
山田スイッチは、一切意味を求めません。ちなみに7歳男子と3歳男子を田舎で子育て日記。
2007/08/15 カテゴリー: ブログ。 タグ: 墓参り 墓参り はコメントを受け付けていません

皆さんこんにちは。
墓参り、行ってきました。
墓、
参りまくってました。。

たくさんのお墓をはしごして、
墓場で鐘を叩いたり(津軽地方の風習)、
花を添えたり、
猛暑で墓から湯気が出てたり、花を挿したらお湯だったりと。
お盆ってどうしてこんなに熱いんでしょうね。

しかし、子連れの墓参りはラクでした。
墓参りそのものの作業は大変ですけども、
親戚の注意を全て子供に引きつけることができるし
人類共通の「子供の苦労話」は
昔は語るものすらなかった、年に一度しか会うことのない親戚との会話も
スムーズに。
繋げることができたのでした。

話すことがなかったらその辺に子供を放っておいて
「あ~、子供は面白いなあ」
ってみんなで愛でればいいんですもの。

小学校くらいの時は、
親戚って本当に嫌いで。
遠い親戚とかになると、
「親戚のヤツらは心の中が読めない……」と思ってたんですけど

やはり、
小学生と大人では共通の話題がないので
正確には、「どんな大人かわからなかった」から、
得体が知れなくて近づきたくなかったんでしょうね。

今は、どんな大人かわかるので、
年取ったら少し、ラクになりました。

あと、親戚に地味な発明家がいます。
その家に行くのが楽しみで仕方ありません。

今回の墓参りの成果は、
植木に興味を持って世界が拡がったことです。
あのオバチャンの育てるベゴニアがすごい……!とか。
「こんなにでかいカネノナルキは見たことがない!」とか。
植木を通して人とコミュニケーションできるのが、
すごい嬉しいなあと思ったです。

墓と親戚を七件以上回った師匠は、
各家で小島よしおの物まねをオープニングからやってみせ、
親戚の好きな人には黙って手をつなぎ、
嫌いな人には「いけー。あっちいけよー」と
正直に「お前はあっちいけ」と言って、
子供だからこそ許されていたのでした。

好きと嫌いがはっきりしてるって、
なんだかうらやましい。
師匠はおじさんばかりを好きになります。
おばさんはあまり相手にしません。
二歳児ながらに、硬派です。