今日の夜、月蝕が見られるかもしれません。
天候が良ければ10時頃から部分月食が始まって、
23時05分頃、皆既月食が見られるそうです。
詳しくは、こちらのサイトをどうぞ！
http://www.rbbtoday.com/article/2011/12/09/83942.html
意外なほどに、いろいろなものが
星の動きに影響されていて。
子ども達が風邪を引いてものごとがうまく進まない時は
大概、彗星が逆行している（地球から見ると逆向きに動いて見える）
時であって、その彗星の逆行というのは
3週間～4週間くらい続くことがありまして。
その間には、届けたものが届かないとか、
メールを出したのに送信ボックスに溜まっていたとか、
相手が忙しくて返事できない状況だとか
そういう、ちょっとイラッとしたことが続きます。
石井ゆかりさんの星占いのサイト「筋トレ」を見て、
カレンダーを見れば、「ああなんだ、彗星が逆行しているのか」と
案外単純に思えるわけです。
そんな彗星も、そろそろ順行に戻る頃。
なかなか進まなかった案件も、そろそろ前へ進み出すのでは
ないでしょうか。
しかも本日は、月蝕の日。
太陽と地球と月が、同一線上に並ぶ日です。
月蝕の影は、地球の影なんだそうです。
満月の日はよく、物事の成就とか完成をイメージさせますが、
月蝕はそれのすごい版。
12月23日も24日も25日もたいして、変わらない日にちだと
思うんだけど、
なんでかクリスマスイブって、特別に感じるような。
少しドキドキする日が、私にとっての月蝕の日。
雲がかかると月蝕なんて見れないんだけど、
ずっと月蝕が起こることをイメージしていると、
見ていないのに見たような不思議な気分になります。
妄想が現実を超えていく。
こうなると、月にウサギがいても
わけないような気になってきます。
さて、この月蝕の日は土曜日なので、
いつもの読売新聞と陸奥新報の連載が載る日でもあります。
昨日、原稿チェックをして驚いたのが、
読売新聞の連載で、私の書いていることが見事なまでに
「意味がない」ということ。
ここまで、意味のない冗談みたいな話を
一瞬でも意味があるように見せかけて書くとは。しかも、よくよく読むと
やはり意味がないだなんて……自分って、意味のなさにおいて
すごいヤツなんだなって思いました。
だって、バッチャの言った「安室奈美恵のおやんじ」を
1200字にまで膨らませて書くのですから。
それこそ本気を出さないとこの無意味世界の豊かさは
伝えることができないでしょう。
こういうのが、本気を出して書いていたものが
紙面に載るのって、やっぱり満月の雰囲気がありますね。
新月が味噌の仕込みをした日なら、
満月は味噌ができあがる日。
月蝕は満月のスペシャル版なので、
今夜はいろんなことが起こるのだと思います。
今日は、寺山修司の生まれた日。
東京の新世界というライブハウスでは、作家の田口ランディさんや
三上寛さん、空気公団の山崎ゆかりさんがクリスマスイブ・ライブを
されるそうです。寺山ナイト http://shinsekai9.jp/2011/12/10/tarayama/
月蝕の日。なんだかざわざわしますね。
皆さんもよい月蝕を。