無意味せんげん - 山田スイッチ –
山田スイッチは、一切意味を求めません。ちなみに7歳男子と3歳男子を田舎で子育て日記。
2016/01/16 カテゴリー: ブログ。 タグ: 松尾スズキ 松尾スズキさん。 はコメントを受け付けていません

先日、あさイチというNHKの情報番組に、


劇作家の松尾スズキさんが出ていらして、


しかも、深夜にあったバスの事故で放送が遅れていらして、





「さすが松尾さんだ……」





と思ったんだドグ~。





松尾さん、「TAROの塔」の主演・岡本太郎役でも


NHKのドラマに出ていらしたんだけど、


第三回が震災と被って、放送されず


その後に放送されるも時間が変更になるという


不幸……めったに味わえない不幸と


いつも隣り合わせの松尾さんが、好きドグ。





そもそも、ドグ子がコラムニストになれたのは


松尾スズキさんのおかげなんだドグ。





当時、ぴあコラム大賞の募集があった時ドグ子は


コラムの書き方なんて全然わからなかったんだドグけど、


TVブロスで連載されてた松尾スズキさんの


「おばあちゃん! それ偶然だろうけどリーゼントになってるよ!」





を、とにかく分析して、分析しまくったんだドグ!


コラムというものは一体何なのかを理解する上で、

松尾さんのコラムは本当に素晴らしいものだったんだドグ!





貧乏お笑い芸人志望から、一週間でエッセイ4本を書いて


ぴあコラム大賞を受賞し、どうにかこうにかコラム書きになったドグ子。


(今はもう、この賞ってないんだドグけどね(*´Д`))





それで、貧乏で白塗りダンサーやってた


お笑い芸人を解散したばかりのドグ子は、


ぴあの編集者さんのはからいで、大ファンだった


松尾さんに三茶でお会いしたことがあったんだドグ☆





松尾さんは、すごく大きな人で、


面白くしようとしなくてもなんか、面白さがにじみ出ている人で、


12年くらい前に三茶のバーでドグ子は、


ぴあの編集さんと松尾さんに人生相談をしていたところ、夜が明けて


朝になっていたんだドグ……。






「大学を出て就職したら、そこが山海料理店で板前になっちゃって、

ミステリーハンターを目指していたはずが、

お笑い芸人になって、今、白塗りでテクノに合わせて踊ることに……





と。。。





松尾さんは、こんな訳のわからないドグ子の話を、


ほとんど黙って聞いてくれてたんだドグ~。





それで、ドグ子が一番最初に本を出した時に、


帯コメントにこんな素敵なことを書いてくれたんだドグ。





「山田スイッチの愚痴をずっとずっと聞いていたい。


そして最後に殴りたい」






って。





すごく、愛のある方なんだドグ~。。。





意味の、わからない子の話をちゃんと聞いてくれる。





今考えると、松尾さんの度量の深さって


半端ないなあと思うんだドグ~!