泰葉さんの会見を見て、
なんだか得も言われぬスッキリ感を持ったのですが。
なんで、こんな「小朝、死ね」とか「金髪豚野郎!」と
言う人を見てスッキリしてしまったのかというと、
彼女は万人の前に顔も隠さず出てきて、自分の非道さ、醜さをさらして、
会見をしたということが、なんだかとても、清々しい。
すっかりネットの掲示板に匿名で汚い言葉を書き込む人の
人間性とか、そういう人がこの世に多くいるということ自体に
諦めきってた私にとっては、
なんだか。美しくすらも見えてきちゃったんですね。
だって、この人、切実だもの。
「アタシにこういうことしたら、こういうめに遭うんだぞ!」
って。
それは、「私はこんなに醜い女なんだぞ!!」と
同じ意味でもあるのに。
万人の前に顔をさらして、言い放った彼女は偉いと思う。
そんなの誰も、言えないでしょう。
普通は、自分の名字すらも、出せないでしょう?
素性さえ知られなければ、毒虫のように醜い言葉も吐いてしまうのが、
この世の大部分を占める空しい人間というもんです。
やっぱり、これからのインターネットは
記名制じゃね?
記名で人間性を疑われても、どっかに逮捕されそうになっても。
なおかつ非道いことを言える人というのは、
案外尊敬できる人なのかもしれないのだから。