ども。スイッチです。
今日は年下の女児を産んだお友達から「育児煮詰まり中」のメールをもらって
会いにいくことに。一歳四ヶ月。めっちゃ可愛い女の子でした。
で、一歳四ヶ月と聞いて思い出すのが、「その頃はなんか、地獄だった……」と
いう、そこはかとない煮詰まり加減。
二歳が楽かっていうと、そういうわけでもないんですが。
なんか、年々ハードル上がってるような気もするのですが、
一歳児って言葉が通じない分、なんか辛かったんだよね。
そんで、先日の気功で見てもらった
「心臓が常に緊張状態にある」という
育児の緊張の原因なんですけどね、
今日その可愛い子に会ったら、わかったんですよ。
なんか、
赤ん坊を相手にするとすっげえ声高くなりませんか???
私はそのせいだと思うんですよ。
思えば、自分の子供相手にこの二年四ヶ月、
ずっとカン高い声で話しかけてて
「あら○○ちゃん、上手ねえ~!!」とか「えらいわねえ~!!」とか
誉めて伸ばそうと思って(何をだ…)もう、
誉めて誉めて誉めまくってきて、
そのせいで育児ってなんだかすごく疲れるものになっちゃったんだよね!
関西弁の人はいいっすよね。
敬語とかないんでしょ?
あったとしても「でっしゃろ」とか「まっしゃろ」とか
なんでしょ?
私も関西弁だったらどうにか、声低いままでいられるような
気がするんですよ。
もう、カン高い声を出すのにも聞くのにも疲れてしまう。
なのに子供といると条件反射で「可愛いでちゅね~!」なんて
言ってしまう。
なので、もうできるだけ無愛想に。声は低め低めで、
オアシズの大久保さん並みに無愛想に赤ん坊に接することに決めたんです。
昨日から。
オアシズの大久保さんが私、好きなんですよ。
表情が滅多に動かない人なんだけど、
あんな無愛想な人に裏はないって気がして。
ふてぶてしさの影に正直な大久保さんの姿が見え隠れします。
笑いをとろうとしなくても、ふいに爆笑をもっていかれる。
大久保さんの声の高さは常に、内角低め。
そんな、アルト以下の低い声でしか、もう子供には話しかけない。
決意した途端にケンさんに言われました。
ケンさん「なっひゃあ、声の高さばかりを気にするのよ? その高さで自分が何を演じているのか考えてみればいいばな!」
私 「何を……? 何を…って、やっぱり。良い母親なんじゃないの?」
そうか……。
良い母親でもないのに、良い母親を演じすぎて私は疲れたんだ……。
よく保険のセールスの人で、すっげえカン高い声で保険の説明する人いるけどさ、
あれも私気に入らないんだよね。
もっと低く喋ればいいのにって思う。
保険は低い声の人のじゃないと入りたくない。
だって自分でも気づかぬうちに演じてるわけだからさ。
お客様を心配し、お客様を第一に考えてる保険レディーってやつをさ。
もっと低い声で商売チックな方が客も安心できるって。
そう思って、昨日から低い声でどすを効かせて育児中です。
相当、ラクです。心臓が楽。
もっと早くに、声を低くしておけばよかった……。
高くなりそうな声を抑えて、
宝塚の男役を頭に浮かべながら。
声を低くすると、性格も変わるよね。