なぜ、主婦が買いだめに走るのか。
走っちゃいけないと知っていながら走らずにはいられない。
それは、今が主婦にとっての有事の時だから。
今日は、主婦の皆さんに送る
有事の過ごし方を少し、書いてみたいと思います。
この度の震災によって、
県内はガソリンが不足し、宅配便も届かない状況です。
宮城県に工場がある明治乳業さんは、
毎日宅配している飲むヨーグルトが届けられなくなったといい、
ヤクルトさんは「もう、あと1回来れるかどうか」と言い残し、
残り少ないヤクルトを残り少ないガソリンで販売されていたのですが。
震災によって得てしまった時間があり、
震災による神経の高ぶりと「家族を養わなきゃ」という
使命感が彼女らをスーパーに走らせてしまい、そして
買いだめに走らせてしまう……と、思うのです。
だって他にやることないし。
震災による影響で急に仕事がなくなってしまった友人が
「私には祈ることしかできないし…」
と言っていたのですが、
祈っている暇があったら、家の掃除でもした方がいいような気もして。
そこで、やることがなくて困っている皆さん。
募金リレーに参加しませんか？
「主婦の私じゃ、ＡＫＢ48みたいに5億円も募金できないし…」
と思っている皆さん、
スーパーの震災用募金箱に、100円玉や500円玉を投入して
「あ、弘前の主婦層も支援、超がんばってるんだ！」といった
雰囲気を募金箱に漂わせて、
その雰囲気によって東北大地震への募金の勢いに拍車をかけませんか!?
しかもガソリン節約のために、歩いて！！
おそらく、主婦を食糧の買いだめに走らせるもの、それは
無駄な使命感です。使命感が彼女らを駆り立てているのです。
しかし、無駄でもなんでも使命感がある時は、その使命感を実行した方がいいと
思うので。うまい具合に使命感をすり替えてスーパーで
全募金箱制覇をするくらい、100円玉を入れ続けたら、
なんかすごい達成感を味わえそう……。
とりあえず、買いだめに走るエネルギーを
子どもの防災ずきん縫うとか、
主婦の智恵を磨くとか、そういった方向に使えば
けっこう助かる人も出てくるかもしれませんね。