無意味せんげん - 山田スイッチ –
山田スイッチは、一切意味を求めません。ちなみに7歳男子と3歳男子を田舎で子育て日記。
2007/12/25 カテゴリー: ブログ。 タグ: Candyプレゼント Candyさんのプレゼント はコメントを受け付けていません

YOU TUBE に
フロリダで暮らし、ディズニーワールドの日本館で飴細工を作っている
CANDY MIYUKIさんの飴の画像がアップされた。

最近、「作品」という言葉が好きなのだが。
三日ほど、着物作家のやまもとゆみさんと一緒にいて、
彼女の目の真っ直ぐな光の強さとか、生み出すものの切なさとか
ロマンチックの中にある毒とか。
それを作り出す手。小さいけども、職人さんのような深みのある手。

彼女の手が、彼女の中のイメージをお草履として作り出した時に、
私はそれを履き物として見ることができなくなる。

もし、履く日が来たら、
おそるおそるそのお草履に足を通して、その
足元につくられた、こぼれるような切なさとか
小さな愛とか。そういうものが
全身に伝わるような気がするのだ。

ゆみさんの作るお草履は、もはや作品だ。
そんなことを考えていたら、
作品、という言葉の持つ正しさとか
特別なものの認識が、何か芽生えてきた。

YOU TUBEで見たCANDYさんの飴は、
アメリカの良いところがいっぱい詰まっていた。
彼女の飴もまた、ただの飴ではない。
作り出す瞬間のマジックであり、熱い砂糖の塊が思いがけない形を描く
芸術である。それを思うと、彼女の飴は美味しいが
かけがえのない作品なのである。

なんでこんなに素晴らしい人たちに、
出会ってしまうのかよくわからないのだが。
よく考えてみたら、私は中学校の頃から、本当に
自らの手で何かを作り出す、素晴らしい人達に出会ってきてたのだ。

ただ、イメージを作品にまで高めるためには、
たくさんの愛と努力を必要とする。
だからきっと、好きなもの、夢中になれるものは
作品に成りやすいのだと思う。

飴の動画は、写真で伝えるだけのものでなく、
物語のように、絵本になっている。
この本の中には、アメリカの良いところ。
「あなたの笑顔が見たいからがんばる」っていう気持ちとか。
そういうのがたくさん詰まっている。

CANDY MIYUKI の飴を伝えたいっていう気持ちが
たくさん込められた絵本がめくられていく。
聖なる日に届いたのかな。
作ったのはアメリカの大学生の女の子なんだって。

中にはスイッチの、しあわせ飴も出てきて。
私は二重に驚いてしまった。
あの飴を見たときは、本当に感動でいっぱいだったんだ。

CANDY MIYUKIの飴動画はこちら!
http://www.youtube.com/profile?user=candymiyuki