山田スイッチの「無意味せんげん」を訪れて頂いた皆さま、
今年も本当に、お世話になりました!
皆さんにとって2014年は、一体どんな年でしたか?
私にとって2014年は、願い事がかなった年。年々、
願い事って叶うものなんだなあということを実感するのですが。
そういう時は、無私になっているから、大変でも気にならないんです。
叶えたいのは「私」であるのに、本当に願いが叶う時、人は「無私」になっているのだと思います。
思えば、2011年に外ヶ浜町蟹田にストーンサークルを建てた時は、
本当に「ストーンサークルさえあればもはや何もいりません! 私にストーンサークルを建てさせて下さい!」と、
毎日太陽に祈っていました。
あれは、自分の力だけではどうにもならないことだったので、太陽に祈り、協力してくれた青森県庁さん、
外ヶ浜町役場さん、大山ふるさと資料館さん、アーティストの杉原信幸くん、山形淑華さん、監修の田口ランディさん、
縄文友の会のみんな……と共に励まし合い、全力を尽くして。
本当に私は、コレさえ造ることができたなら、何もいらないと自分の体を天へ差し出していたのです。
何故なら、ストーンサークルは時代を超える「祈りの装置」であるからです。石は、石だけは最後まで残るものだからです。
その頃から、あまり無駄なことをしなくなってきたように思います。
本当の願いは何なのかということを、より精細に考えるようになりました。
今やるべきことは何なのかと。
私のやることは、一見無駄だらけに見えます。
役に立つことが、なにひとつないようにも見えます。
だけど本人の中では、非常にイメージ通りにものごとが進んでいるのです。
もしも、出来上がったものがまだまだ未熟だった時は、
まだ未熟なイメージしか持てなかった時。
だけど自分の中では全力を尽くしたものなのです。
もっともっと良いものに触れて、もっとイメージを精細に進めていくことができたら。
自分に起こる現実はもっと、成熟していく。
あと、今年はチロシンとうアミノ酸に出会ったのも大きかったです。
チロシンは、たけのこの白い部分のアミノ酸です。
私の脳にはチロシンが足りなかったみたいで、チロシン飲むと頭がクリアーになります。
土偶の日運営委員会の人達に会えたのも、すごいめぐり合わせでした。
こんなに土器とか土偶とか語っても、引かれない!! なんて。
嬉しい限りです。島根県にも行って、会いたい人に会えました。
田口ランディさんには、年に一度会うだけで、気持ちが引き締まります。
優しさの塊のような人だけど、いつも芯を見つめている。
自分も芯がぶれないようにと思っていますが、ランディさんに会うと見えなかったダメなところとか
勝手に見えてしまって。(笑) いろんな偶然の後に「あ、そうか!」と
思うことが多いです。
先日、佐藤初女さんからお電話を頂いて。ようやく思い出したのですが、
10年ほど前に初女さんに、「初女さんにも、悩むとういことはあるのでしょうか?」と
尋ねたら、こうおっしゃってくれたのを思い出しました。
「こういう仕事をしているのですから、もちろん悩むことはあります。だけど、それを乗り越えたものじゃないと、
本物ではないと私は思うんです」と。
その時に、「ああ、初女さんでも悩むことがあるのだ」と、私はすごく救われた気がしたんですね。
同じ人なんだ………と。
よく、私は自分がダメ人間なものだから、自分以外の人はこんなにグダグダと悩まないんじゃないか、とか
みんなすごい人で、自分だけ置いて行かれるのではないかと心配する癖があったのですが。
どんな人でも、いつも、迷ったり悩んだり。どうにかこうにか、工夫して生きているんだと気づいて
楽になりました。
年末に、憧れの岡田斗司夫さんに会えました。
ドグ子がニコ生に登場するという、ハプニングも起こりました。(笑)
でも、本当にあたたかい人で、スタッフさんも優しくて、いい場所だなあって思いました。
ダンボール作家の大野萌菜美さんにも会えました! ダンボールさえあれば、寒さもしのげるし、生きていけるなあって思います。
自分はまだまだ、無茶苦茶だなあと思うのです。
だけど、私ができることは、ただひたすら「時間をかけること」
書も、占いも、とにかくやり始めると長いので(とうとう占い歴28年に!)
ともかく、生き続けていこうと思うのです。
年末になって思うのは、「やっぱり百人一首好きだなあ~」とか、「いつか整体師にもなりたいなあ~」っていう、
のんきなことなのですが。
来年はきちんと、また本を出します。
喜んでくださる方がいらっしゃる限り、がんばっていきますので
皆さま、来年もどうぞよろしくお願い致します!
2014年 12月31日
山田スイッチ