相変わらずオロオロ。

あいも変わらずオロオロしているスイッチですが、
最近、これでいいような気がしてきました……。
 
オロオロしてて、
怒りっぽくて、
単純で、どうしようもないんですが。
 
そういえば、私の知ってる尿の味は「どうしようもない」んだから、
「どうしようもない」んでいいんだったな……って思いだしたんです。
 
来月で39歳になるんですが、
自分はもっと、もっと
どうしようもなくなりたいです。
 
子どもたちは、私が単純で、時に怒りっぽくて、
アドバイスがテキトウ過ぎる人間だって知っているのですが、
すっごい「大好きーーー!」っていう気持ちだけは伝わっているので、
向こうも、「大好きーーー!」を全身で表現してくれて、
ありがたいです。
 
この間、宿題をやらない長男に、何か恐ろしい真理をケンさんが伝えたのか、
長男が、激しく慟哭していました……。
 
ケンさん
「お前のおかあさんは宿題をしなくても怒らないが、
それは、面倒臭がって育てるのを放棄しているからだ。
普通の母親とは違う。
 
いいか、育てるっていうのはおこがましいことなのだ。
自分の思い通りにしようというのを飾り立てて『育てる』なんて言っているが、
俺は違うと思う。
お前のやっている宿題とやらも、
本当の勉強とはいえない。
 
人の思い通りになる訓練を受けてハンコを押してもらってるようなものだ。
お父さんはそれは、本当の勉強とは思えない。
うちでは、ゲームをやるのは止めない。
だが、夜9時以降に勉強するのは禁止する。9時以降は勉強をするな。
9時前に勉強をするかしないかは、自分で選んで判断しろ」
 
……という話を、どうやら小学4年生に向かってしたらしく……。
 
長男は「育てるのを放棄している」というところだけが心に残って、
すっごい泣いていたんですね。。。
「ちょっと、どうしてくれるんだ、これ……」
って思いましたけど。だけどケンさんの言ってることもあながち嫌じゃないので、
説明を加えることにしました。
 
「うおおおっうおおおっっっうおおおっっっ!」
そう泣きじゃくる長男。
「うううう~ん。あのねえ、ケンさんはねえ、師匠がいつも
ちゃんと話を聞かないから、ショックを与えるためにわざと
ああいう言い方をしたんだよ」
 
「ええええええっっっ?」
「だって、普通に話したら師匠は、テレビばっかり観て話を聞き流すでしょう?
言ったでしょ? テレビは……」
「魂を抜く道具なんでしょ?」
「そう。だからテレビをつけながら宿題は、できないよねえ。観ている間は魂0なんだから。
それでさ、師匠には、師匠の魂があるでしょう? それは、師匠のものだから……」
 
「違うよ。」
「えっ」
「魂なんかないよ。全部お母さんが作ったんでしょ!」
「ええっ!? ないの!? 体と頭だけ? しかもお母さんが作ったの??」
「そうだよ! 全部おかあさんが作ったんだよ!」
 
こ、この子の体も頭も、今語っている気持ちも、私が作った……だと???
 
な……何かわからないけど、感動した……!!
 
それで、「そうかあ~! お母さんが作ったのか~。そうかあ~!」って
ヨシヨシして、
「師匠はさあ、勉強しないのを怒られたんじゃなくて、
戦略が悪いって怒られたんだよ~。
嫌いな勉強をできるだけ先延ばしにして寝る前にやったら、
9時過ぎたって怒られるじゃない?
お母さんは、仕事も好きだし大変な仕事でも、朝のうちにやっちゃうもん。
 
みんなが帰ってくる前にやらないと、
みんなでご飯食べられなくなるからさあ。
これは、戦略勝ちなんだよ~。
師匠も、ちゃんと戦略を立てて、やってみるといいよ~」
 
そうしたらこの頃は、
長男もきちんと戦略を立てて、勉強してくれるように
なったのでした。
めでたし めでたし。