親戚に不幸があったのですが
これから書く話はちょっと、恐いッスよ?
恐いッスよ? いい? 書くけど、いい?
でも最後まで読むと
夜泣きの原理がわかるかもよ!
七ヶ月の子を持つ副業主婦。
山田スイッチの唯一の楽しみは、
ケンさん(見た目が恐ろしいダンナ)との買い物です。
先週もホーマック(※サンデーみたいなところ。
サンデーとは地方のホームセンターである。)
に行ったところ、文具を買うのに、もの凄く
テンションが上がってしまい、
ケンさんに報告。
私「ケンさん! とうとうプラスチックにも書けるペンが出たよ!!
三菱から!! 凄いよコレ、ビニール袋にも書けるよ! あっ!
御霊前買わなきゃ!」
ケンさん「御霊前、必要だんずな?」
私「ううん。だけどそのうち必要になるでしょ~誰か死ぬでしょ~?」
ケンさん「なんということを……。御霊前が必要なら、
先に『御見舞い』とかも必要なんでねんずな?
普通、御見舞いが来てから御霊前さなるんでねんずな?
それだばバランス悪りいはんで、
『寿』も買わねばまねんでねんずな?」
私「うー、とりあえず、御霊前だけでいいや……。」
だがしかし
この会話の二日後。親戚が亡くなりました。
(オイオイ。)
山田の家系はやたらと長寿な人が多いので、
93歳まで生きて死んだらそんなに不幸とかって
感じないものなんですけど。
何故だかうちの家系は死ぬとき、もの凄いラップ音とか、
自然災害を起こして死ぬ人が多いです。
(最高記録は祖父の死亡時刻に北海道沖地震。)
そして昨日、母がよせばいいのにこんなことを言いました。
「夜中にフスマがスッと開いて、スッと閉まったから、
ヒロコ(妹)が帰ってきたかと思ったんだけど、
ヒロコに聞いたら違うっていうのよ。l
その頃おばあちゃんが階下で凄い音を聞いてね、
あれは、タカシマのおばあちゃんが来てたのね。
あ、そうそう。アンタ、○○ちゃんと明日、
葬式の留守番おねがいね。」
何故、霊が来た話を聞いた後で、霊が出た家の
留守番をしなきゃいけないのか……。
母よ、あんまりだ……。
しかし、霊とかなんとかはあまり気にしない私であるから、
普通に留守番を引き受けて、犬の散歩をして、晩飯を作り、
寝床についたのだ。が、
その日。深夜三時。
突然師匠(子)が、火が点いたように泣き出したのだった・・・。
to be continued・・