6月24日で雪雄子さんの舞踏ワークショップが
一時終了となったのですが。
ほぼ全回出席した私は何故か、
幻覚が見えるようになってしまいました……。
いや、幻覚っていうか、その。
イメージの世界に溺れるっていうか。
舞踏のワークショップを受けていると、
私は何故かすごく、幼児後退するのですよ。
踊っている間に身体を液体化させる、っていうのを
やるのですけど。
赤ちゃんが受精卵から生まれてくるまでの
進化の過程をたどったりしたものですから、
なんか。
小さい頃の記憶がバンバン甦るの。
肩車される瞬間のこととか、
両手を掴んでもらって、たっちしたこととか。
それは、記憶が甦っているだけだから
それでいいのですけど最近は、
本当にイメージの世界に溺れているので。
最終日にアイヌ民謡をかけて、それに合わせて踊っていたら、
途中から自分がアイヌのおっさんになったような
気分になり、
田んぼの周りのあぜ道を何故か、
右側にブッダと左側にイエス・キリストがいて
肩を組みながら、
「あんたらいい人だあ~!本当にいい人だあ~!!」
って言ってるアイヌのおっさんになった
幻覚を見てしまいました……。
いや、妄想、というより……願望?
だけども、踊っていてこんなに幸福なら
それでいいかなと思います。
昨日は青森市で仏教講話を聞きに行く予定だったのですが
仕事が間に合わず。
月に二度の楽しみなので悲しみに暮れながら
カリマハラジャでカレーを食べようと
カレーを食べに行ったら、
ガイアシンフォニー6番に出ていらっしゃった奈良裕之さんに
偶然お会いしました。
なんか、動物のように自然で、素直そうな人だった……。
奈良さんは、初めて会った私(横でカレーを食べていただけの私)に
セドナの写真を見せてくれて、
大切なものをおしげもなく、「ほい」っと、
いっぱいくれました。
(それは私にとって本当に、大切なものでした。)
佐藤初女さんも、びっくりするほど
たくさんのものを一抱え、持たせてくれます。
こんなに何気なく、ほいっとあげれるのが、
「喜捨」なんだろうなあと思いました。
自分の時間も、持ち物も、何もかも
喜んで差し出してしまう。
そういえば、今週はたくさんのものをほいっと
頂いている気がします。すごくたくさん。
妄想までもが本当にしあわせな幻覚を、私に与えていきました。
私も、自分の大切なものを、誰かにほいっと
差し出したくなった気分です。